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絶壁☆魔法少女 花子ちゃん!  作者: のん太
第1章 魔法攻撃!魔物たちの逆襲
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わらわの謝罪会見

「で、ちゃんと今回は話すんでしょうね?」


「た、多分今回こそは……トン」


 ス魔ホを見ると、一通のメール。クリエイツからだ。何もなかったらぶっ○す!

 メールを開けると、突然ス魔ホが強く輝き始めた。


「何、この光!」「爆発すんじゃね?」「変なこと言うんじゃないわよ!」


 三者三様の反応。


「ふっはっはっは! わらわはヲター・クリエイツ。神の国の高位七神で最高神のわらわじゃ! 今回は謝罪会見と報告に来たのじゃ」


 現れたのは黒髪ロリ。コレがクリエイツ……? ババァかと思ってた。


「わらわをコレ呼ばわりするでない! それにババァでもない! まだピッチピチの4813歳じゃ! 若いじゃろ?」


 ……ん? 今「若いじゃろ?」って言った? 4000歳超えでよく若いって言えるな。

 っていうか心読んでる!?


「当たり前じゃ。わらわは最高神じゃよ? 今日は、この魔物のこと、それとわらわたちが与えた祝福に関する変更についてじゃ」


 最高神って! こんなのが最高神で平気なの……?


「何よ、変更って!」


 スノラビは吐き捨てるように言う。しかし、クリエイツは冷静だ。


「まぁ焦るのでない。まずこの魔物について話すぞ。原因はズバリ、祝福の乱用による負のエネルギーの増加じゃ。わらわが送り込んだオレスキというやつによるとどうやら、そこの二人が喧嘩のために祝福を乱用したとか」


 クリエイツは雪城さんと上倉くんを指差す。

 ……。うわぁ。魔法の乱用はないわぁ。って祝福!?


「お主らが魔法と呼んでいるものは神の国では祝福というのじゃ。続けるぞ。祝福は負の感情から生まれた【魔物】を倒すためにあるんじゃ。そんな祝福には正のエネルギーを使っている。例外もあるがの。その正のエネルギーはある程度神の国から送っているのじゃが、その限度を超えるとこの世界の正のエネルギーを使用してしまう。そして正は負に転換してしまう」


 なんか全然知らないことばかりだ。なんでそういう重要なこと教えてくれなかったの!


「うっかりしておったわい。」


 は? それは無責任じゃ……。


「そこでじゃ! その正のエネルギーの負への転換を防ぐため、祝福に制限をかけることにしたのじゃ。具体的には、祝福をカードに封印して、使用に条件をつける。なーに、殆どは時間制限だとかそんな感じじゃ。ついでに、持っている祝福は一度リセットするぞ!」


 制限、うんわかる。リセット!? 解せぬ……? もしかして、『花魔法』もリセットできるかも!


「アビリティは無理じゃ。本来、そなたたちが持っている能力を引き出したものじゃからのぅ」


 ……。終わった。

ク「次回、絶壁☆魔法少女 花子ちゃん! 『スキルカード誕生』じゃ。……ちゃんと説明するから、こっちを睨みつけないでほしいのじゃ」


花、美、蒼「「「……わかってるよなぁ?」」」


ク「わ、わかっとるわい!」

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