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幼なじみと共に、新しい部活を作るハメになってしまった件。

この物語は、目つきの悪いアニオタ高校生。富田琥珀の青春ラブコメっぽいかもしれない物語である。






「『挑戦』。それは見た感じ良さそうに聞こえる単語。だが実際『挑戦』とは言い換えれば、ただやった事の無いこと、成し遂げた事の無いことをやってみるだけの事。無謀な事をやっただけでもそれは『挑戦』した事になる。何事も最終的な結果がすべて。やってみただけじゃ何も変わらない。ま、俺は何もやらないがな。」






虎太郎。

こいつは今無謀な事に『挑戦』しようとしている。






「……。バカだろお前?」





「えぇっ!?何で!?作れば良くない!?」




「そんなもん、作りたいって言って作れるもんじゃねぇだろうが…」




「ん〜じゃあ、折田先生に相談してみようぜ!!」




「色々大変なんだぜ…?場所はどこで活動するのとか、顧問の先生は誰にやってもらうのとか、部員を集めるのとか。」




「そうなんだ…。 よし相談しに行こうぜ!」



「おい。話聞いてんのか。」



「琥珀も来てよ!俺だけだと大変だからさ!」



「はぁ…ったく。お前は…」












なんか俺も一緒に部活作る事になった。











.........................................................................






「なるほどな。話は分かった。」



「やっぱり厳しいんじゃ…」



「いや良いんじゃないか?私は面白いと思う

ぞ?上には話といてやるよ」


「え、マジっすか先生!ありがとうございます!! やったな琥珀!!」



マジかよコイツ。これ本当に部活出来ちゃうぞ。




「てか良いのかよ虎太郎。お前何のためにアニオタだって事みんなに隠したんだ?」


「んー。最初は隠そうと思ったけどさ。琥珀がはっきり言ってるのを見て、俺も隠す必要無いかなって思ったんだよw」


「そ、そうかよ…」



「それはそうとお前ら。部員は2人だけなのか?」


「え、俺は入るなんて一言も…」



「はい!今のところは2人ですけどこれからじゃんじゃん増やしていきます!!!」




あ、これ俺も入るパターンじゃねぇか。




隣で虎太郎がニカッと笑った。

いや、ニヤッとか…。




「やれやれだな…」





.........................................................................








入学してから初めての登校日が終わった。




なんかもういろいろ疲れた。




家に帰ったらアニメ……ん。







「あ、『非リ恋』の新刊買うの忘れてたっ!」






くそ…俺とした事が!今日はいろいろありすぎてすっかり忘れてしまった!なんたる失態だ…。





本屋に直行。








「よし着いたぁ!俺のアニメパワー舐めんなよ!俺は羽織りんの為なら10kmでも100kmでも走れるぜっ!!」




本屋に入りすぐライトノベルのコーナーへ。




「『非リア男子に恋愛運を』 14巻!前巻は良い所で終わったからな…。早速家に帰って読もう。」




まず表紙の女キャラを30分ほど眺め、その後じっくり想像しながら読む…。



ヤベぇ…めちゃくちゃ楽しみだ。




ちなみにラノベコーナーの隣には恋愛小説コーナー。その隣にはBL本コーナーがあっ…。





ん?






BL本コーナーに1人。見覚えのある様な無いような…。そんな後ろ姿が…。


帽子を深くかぶって顔にはマスクをつけているが…。










「え!?夜空さん!!??」








「うひゃあぁっっっ!!!?」













あ、間違いなく夜空さんだ。

















え、何その声。可愛い。

続く。









最近忙しいです。

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