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前世の記憶で異世界を発展させます!~のんびり開発で世界最強~  作者: 櫻木零
第二章~学園~

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第二章 第十六話 伝授〜技術と情報と〜

お待たせしました!楽しんで♪

 ナミアたちが共同戦線を締結した翌日の朝。

 恒例になりつつある朝練を終え教室に向かってる時


「なあなあグラン。そういえばこの前王都で言ってたすまほ?ってなんだったんだ?」


「そういえばあの後説明してなかったね。スマホはどれだけ距離があっても相手と話ができるものだよ」


「通信機みたいなものじゃねーか。あれってめちゃくちゃたけーのに……」


「通信機は線でつながってる人としか話せないでしょう?でもこのスマホは線でつながっていなくても通話できるんだ」


「!?」


「今持ってるのは僕とティナとナミアとエリーだね」


「それってグランが創ったのか?」


「アイデアは僕じゃないけど創ったのは僕だよ。試しにティナにかけてみる?」


「あ、ああ。かけてみてくれ」


「オッケー…………あ!もしもしティナ?」


『どうしたのグラン。急に電話かけてくるなんて』


「フレッドリックとスマホの話をしていたんだ」


『そうだったんだね。フレッドリックにも創ってあげるの?』


「欲しいって言ったらかな?ついでにシャミアとサリーネにも説明しているか聞いてくれる?」


『わかったよ~。じゃあまた後で』


「またね~」


「ってな感じでいつでもどこでも会話ができるんだ。もしフレッドリックも欲しかったら創るけど」


「すげぇな……もし創ってもらえるなら俺も一つお願いしていいか?」


「もちろん」

 


 グランとフレッドリックが教室に着くとシャミアとサリーネが一目散にこちらへかけてきた。

「グラン!何なの!?あれは!」


「すごいです!」


「さっきナミちゃんとエリーの携帯を貸して電話してもらってからずっとこうなんだ……」


「もしほしいなら二人にも創るけど……いる?」


「「欲しい(です)!」」


「了解。今日の夜あたりにはできると思うから明日の朝練の時に渡すよ」


「「「そんなに早く!?」」」



 授業が終わり放課後となった。


「最近の授業は難しいね……。最初は簡単だったのにだんだん難しくなるよ」


「じゃあまた勉強会でもする?入試前のやつみたいな」


「いいね!みんなも来る?」


「特に用事もないし行ってもいいかしら?」


「私もないよ~」


「私たちも暇です!」


「俺もわからないことだらけだからちょうどいいぜ」


「じゃあ全員参加ってことで場所は……」


「僕の部屋にしよう。無駄に広いし」


「じゃあ一度部屋に帰ってからグランのとこ集合ってことで」


「「「「「「了解」」」」」」



「グラン来たよ~」


「波華が一番か。ちょうどよかった。ちょっと待っていてくれ。ほかの人来たら入れててくれ」

 グランはそういうとその場で転移をした。


「あれ……行っちゃった。少しお話してたかったなぁ」



 

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