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前世の記憶で異世界を発展させます!~のんびり開発で世界最強~  作者: 櫻木零
第一章〜幼少期〜

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第一章 第十話 懐古~双子との日々~

最近忙しすぎて更新できずすみません。お待たせしました!楽しんで♪

「ごちそうさまでした」


「おそまつさまでした」

 夢の中を堪能していた陽翔は夢でも久々に母さんの料理を食べれたことで感動していた。


「はる兄さんは今日って何も予定ない?」


「私たちとどっか遊びに行かない?」


「いいけど二人は予定とかないのか?友達と遊びに行くとか」


「友達と遊びに行くのは夏休みの終わりの方だからだいじょーぶ!」


「私も暇だよ?」


「じゃあどっか行くか。二人はどこ行きたい?」


「「新しくできたショッピングモールがいい!」」


「わかったよ。じゃあ準備していこうか」

 その後準備を済ませ家を出た俺たちはショッピングモールに向かって歩いていた。


「あの……お二人とも?さっきから両腕にくっかれると歩きづらいのですが……」


「久しぶりのお出掛けなんだから我慢してよね!それとも嬉しくないの?」


「そうだよはる兄さん。こんな可愛い二人がくっついているのに」


「可愛いとは思うけど。それでも妹だからな」


「はる兄が可愛いって言ってくれた!」


「は、はる兄さんがかかか可愛いって!」


「はいはい早く行くよ!」


「あっ待ってよー」


「二人ともおいてかないでー」

 そうこう言っているうちにショッピングモールに着いた。


「なんか久々にきたな。このショッピングモール」


「はる兄は来たことあるの!?」


「私たちはまだ来たことなかったから初めて来たよ」


「俺は浪華と恵梨香と来たよ?」


「「マジかー……」」

 妹達の不思議な態度を疑問を持ちながらショッピングモールへと入っていった


「二人は何を見たい?」


「私たちは洋服を見たい!」


「後美味しいものも食べたい!」


「了解!じゃあまず服から行くか」


「「はーい♪」」

 しばらくウィンドショッピングをして楽しんでいたが興味を持ったんだろうかアクセサリーが売っているお店に入った。


「はる兄さん!私ネックレスとか指輪が欲しいんだよね」


「私も最近興味あったんだよね。だから」


「「はる(さん)も一緒に買っておそろにしない?」」


「おっいいな。お揃いで何か買うなんて久々だなぁ」


「じゃあ早速探しに行こう!」

 二人が楽しそうにアクセサリーを探しているのを見ながら陽翔も早速二人に似合いそうかつ自分が持っていてもおかしくないデザインのものを探し始めた。


「どんなのがいいかな?やっぱりみんなで普段使いできるのがいいよね」


「そうだな。できれば俺が持っていてもおかしくないものがいいな」


「じゃあこんなのはどう?」

 そう言って陽葵が見せてきたのはシンプルなネックレスだった。

 しかも一つ1500円くらいとお手頃価格だ。


「おー結構いいんじゃないか?」


「これもいいね!私はこっちもいいと思うけど」

 そう言った茉奈が出してきたのはシンプルな指輪だった。

 こっちは一つ2500円と少し高めだった。


「この指輪もいいな!でも少し高いけど」


「そうなんだよね~」


「はる兄はどんなのがいい?」


「ブレスレットとかもいいと思って見てたよ。これとかどう?」


 そう言って陽翔が出したのは男女で少しデザインや派手さは違うブレスレットを選んだ。

 いわゆるペアルックだ。

 まあこの場合三つ一組だったのでペアルックとは少し違うのだが。


「おーこれいいじゃん!」


「確かにいいけどでもこれはちょっと……」


 茉奈が戸惑ったのも無理はない。

 なぜなら三つ一組といえど9000円弱もする三人が選んだなかでダントツに高かったからだ。


「まあ少し高いけどな。二人はどれがいい?」


「私はブレスレットがいいかな」


「私もブレスレットがいい!」


「じゃあこれにするか」


「でも美味しいもの食べるお金なくなっちゃう……」


「じゃあこれは俺からのプレゼントってことで」


「本当!?」


「やったー!ありがとうはる兄さん!」


「じゃあ買ってくるか」


「次はなにか食べに行こう!そろそろお昼だし」

 了解~と返しながら陽翔はブレスレットを買った。

 その後昼食をフードコートでとり午後もショッピングを満喫したところで帰る時間になった。


「じゃあそろそろ帰るか」


「ちょっと帰る前に私たち寄りたいとこあるんだけど寄っていってもいいかな?」


「いいけどあまり遅くならないように頼むぞ?二人とも可愛いんだから変なことに巻き込まれないようにな」


「「ままままた可愛いって!」」


「まあそれはいいとしてどこに行くんだ?」


「それはね~」


「はる兄さんもよく知ってるとこだよ!」


「?」


「とりあえず行こう!」

 二人に連れられてやって来たのは近所の公園だった。


「ここが二人が連れてきたかった所?」


「そうだよ!」


「ここで私たち兄妹となみちゃんとえっちゃんとで遊んだよね♪」


「そうだったな。懐かしいな……」


「っ!はる兄大丈夫?」


「えっ?」


「今とても悲しそうな顔してたよ?」

 どうやら懐かしんでいたつもりが悲しそうに二人には見えてたみたいだ。


「大丈夫だよ。ちょっと昔を思い出してウルっときただけだから」


「そう?ならいいけど……」


「なにか悲しいこととか悩みごとがあったらいつでも相談してね!」


「ああ。ありがとう。何かあったら二人に一番に相談するよ」

 しばらく公園で話した後三人は帰路についた。

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