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今回は「ウサギの手助け」必要なかったぽいな。

ますます酷い内容になっております・・・。

期待は絶対にしたら駄目ですよ・・・?

漆黒に染まる宇宙空間。


数多の星が煌めいている光景を窓から見ている

黒髪長髪にへそ出しの全身黒で統一された衣装を

身に纏った見た感じ「雰囲気のある美少年」。


「クロ様、失礼致します・・・。」と前回に

主人公(じゃなかった、正確に言うとウサギ)に

斬馬刀の様なえげつないステッキを全身に激突させられ

瀕死で帰ってきた「例の鞭の女」が包帯をぐるぐる巻き

にした状態の姿で「その黒ずくめの美少年」に話しかける。


「フン。お前よく俺様の前に姿を現せるなぁ?ええ?おい。」

見た感じ美少年だが性格はかなり悪そうな高飛車な口調で

女に皮肉を言う。


「す・・・すみましぇん・・・」

鞭の女もう泣きべそかきながら上司的立場であろう

美少年に情けなそうに必死で謝る。


「ああもう!鬱陶しい!!お前の泣き顔なんざ見てても

全然面白くもなんともない!フン。これが「俺様好みの

若くてピチピチした可愛い美少女」なら「おお。そうか。

泣くな泣くな・・・。俺様がその傷ついた心を労ってやろうな。」

とか言う気にもなるが。」


不貞腐れた態度全開で嫌味を放つ。


「私が全て悪いんです。ぐすん。今度は負けないので

もうお許しくださいませ。お願いします。でないと私の

メンタルがもうもちません・・・。ぐすんぐすん。」


見た目に反してドM気質な鞭の女・・・。

「エミリア様泣かないでくださいまし!!」

(どうやら鞭の女の名前らしい。(この時点でようやく

名前が判明してる件・・・(笑)。)

と部下の女性陣がハンカチを手渡していた。


「ああ!もう!!お前ら揃いも揃って鬱陶しいわ!

もう下がれっ!苛々するっ!!」


部屋から出ていくエミリア一行。


窓を眺めてワイン(の様に見せかけて実はジュース(笑))を

片手に一言放つ「クロ様」と呼ばれるお偉いさん。


「・・・可愛い嫁が欲しいな・・・。」

悪役の癖に「嫁が欲しい発言」をしだす始末。

「どこかに俺様好みの美少女はいないのか・・・。

ピンクの髪の毛でロリ顔でフリフリの衣装着た

泣き顔の可愛い美少女は・・・。」



「へっくしょいっ!!」


「なんだよお前風邪でも引いてんのか~?

俺にうつすなよ~?まあでも・・・、

女顔で可愛いお前になら敢えてうつしてもらっても

俺としては全然構わないんだが・・・。」と友達の

英太がかなり「気持ちの悪い」ことを言いだした。


「うるせえっ!風邪じゃねえわ!俺はアレルギー持ち

だから埃が鼻に入っただけじゃ!あとお前の発言は

いちいちキモイっ!!!」

(そう言うんなら友達やめればいいのに・・・(作者の声))


あぁもう。鼻水が出る!不快な症状が英太のせいで

ますます不快になるわっ!!

「エリナちゃん・・・。」ふと憧れの美少女の方を見る。


(・・・・・・。エリナちゃんって・・・・・・。

普段は俺に全然構ってくれないどころか見向きもしないよな。

なんでなんだろう・・・。悲しいな・・・。きっと

エリナちゃんにとっては普段の俺じゃなくて変身した

魔法少女の俺にしか興味がないんだなぁ・・・。)


女々しさ全開の悲しい主人公・・・。

めんどくさいタイプのヒロインみたいである。(笑)



警報が鳴り始める。

「やべえ!また隕石が落下してくるんじゃねえ?!」

英太が流石に慌てふためきだした。

列を作ってみんなが逃げようとしている中、結兎は

逃げるふりをしながら校舎の陰に隠れた。


「・・・また変身して戦わなくちゃいけないのか・・・。」

愚痴をこぼす主人公・・・(笑)。

どこからともなく現れたウサギの「キリ様」(自称)。

「敵が現れたぞ!お前の出番だ!良かったな!!」

・・・「全然よくねーわ!!」と怒りをあらわにする俺。

「ほい、ドローン!」

煌びやかでも何でもない変身・・・。

(普通の魔法少女ならもっと「無駄に長い変身シーン」が

見応えがあるはずなのにちっとも華やかじゃない質素な変身。)


「さあ!行ってこい!」


「おうよ!」

半ばやけくそで戦う準備をする。

(だって・・・この姿になればエリナちゃんが

俺に「好意」を持った眼差しで見てくれるからな~!!)


「待ってましたわよっ?!この間の仕打ちの仕返しですわんっ★」


出たー!(笑)と思わず敵さんながら妙な親近感がわいてくる。


「しかし・・・お前・・・。その状態でよく生きてたな・・・!」と

叫んじゃったよ俺・・・。だって包帯ぐるぐる巻きで見た目が

かなり痛そうなんだもん・・・。(汗)


「ふふっ★伊達に年取ってないもの!当然よっ!」

不敵に俺に対してこう宣言してきた。


(一体「何歳」なんだろうかこの女は・・・)とやや不安になる。


「今日が貴方の命の尽きる日にして差し上げるわんっ★」

口調とは裏腹にどす黒い表情で笑みを浮かべる女・・・。


ビシッと鞭を構えだした・・・。

俺も負けじと臨戦態勢を整えようとした・・・が・・・。

ここである事に気が付いた・・・。


「武器がねえっ!!

おいっ!ウサギっ!今回は俺何したらいいっ?!」


振り返るとウサギ・・・。

コンビニで買ったお菓子をボリボリ食いながら

めんどくさそうに「ああ、適当に倒しとけ。」と一言。


「とんでもねえ!このウサギ野郎っ!!!」

余りの事態にもう悪態つく暇もなかった・・・。

自力で立ち向かわねばならないとは・・・。

俺としたことがぬかったわ!!!


「ユイトさまっ!」

天使の様な声が後ろから聞こえてくる・・・。


「!!エリナちゃんっ!」思わず振り返ると

デジカメを構えたエリナちゃんの姿が・・・・・・。

「いつでも応援致していますわっ!存分に戦ってくださいっ!」

思わず力が一瞬抜けたがエリナちゃんが俺の雄姿を見てくれて

俺に満面の笑顔で応援してくれている事実に感動してきた。


何て単純思考な主人公だろうか・・・。流石アホの小6男子。


「ほほほほほっ★覚悟なさいなっ!」

鞭をふるってきたので思わずバシッとその鞭を掴み、

渾身の力で振り落とそうと力を込めた・・・!!

「こんなんでも倒せるのかな、俺・・・!」汗がこぼれたが

なんとびっくり・・・・・・・。

「ぎゃっ!」といとも簡単に地面に落下して傷が開いたのか

また「瀕死の状態」になってしまった敵さん・・・。

集まってくる部下たちの手により一目散に退場していった・・・。


「あの敵・・・。実は超弱いんじゃ・・・・・・・・。」

俺は自分の力で倒したぞ!とかいう気持ちにもなれなかった・・・。


「ユイト様、超素敵な雄姿でしたわっ!!私もう感動して

ずっと写真撮ってました!!ずっとこの気持ちを忘れないように

永遠に応援し続けますからっ!!」と感動の涙を流すエリナちゃん・・・。


「ありがとう・・・。君の為なら何だって頑張れるよ・・・。」

バニーガールまがいのコスプレ女姿の癖に「王子気取り」で

ひたすら笑顔でカッコをつけている俺であった・・・。


一方の敵さんはその後・・・。

「クロしゃま・・・。こんろこしょはひゃおしへみへまふ・・・。」

(クロ様。今度こそは倒して見せます・・・。)


「・・・お前なんかもうクビだアアアアアアアアッ!!」

激高してワイングラスを投げつけている美少年の上司・・・。


「くそ・・・。次は俺様が直々に手を下すしかないじゃないかっ!」

どうやらこの悪の組織は「人手不足」だったらしい・・・。



「あー。このお菓子超うめえな・・・。この星いい星だなぁ。」

平和そのものを満喫する全て人任せのウサギ・・・。


続。(え?!ここでかよ!!)



段々ろくでもない展開になってきました・・・。

次回がどうなるのかが既に怖いですね・・・。

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