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あの敵どうなった?!(笑)

今回はやや、お話を短くカットしてあります。

あしからず・・・。


ではどうぞ・・・。

漆黒に染まる宇宙(以下略!!)

到底忘れ去られていそうなキャラがいた・・・!!


そう!「猫宮すず」の登場で俄かに存在を忘れ去られて、

ではなく(笑)ただ息をひそめていただけのボスキャラ。


「お~れ~さ~ま~の~よ~め~♪」

音程の外れた間抜けな歌声が響き渡る。

(つまりこの男は「音痴」ということである。)


「そ~れ~はあぁ~・・・♪『まだよく名前も知らないっ!!』」

そこだけリアルにとばかりに「シャウトする」というカッコ悪さ。


「嫁に逢いたいんだよおおおおおおっ!!」

酔っぱらっているのかこの男は・・・だがこの男には

この男なりの「事情」があったらしい・・・。


「俺様の職場・・・とうとう経営破綻だっつーのぉ~・・・。」

はあ・・・。とため息を漏らす。

資金繰りが上手くいってなかったらしい。

どでかい宇宙船も手放してしまい、部下も全て解雇してしまっていた。

「じゃかじゃんっ♪(エアギターの音らしい 笑)」

「ふ。いつもなら部下共が俺様の魅惑の歌声に聞き惚れ、酔いしれ、

当たり前だのクラッカーと言わんばかりに盛大な拍手を惜しみなく

叩いてくれていたというのにな・・・。まさか社長の俺が職を失くす

だなんて~な~あああああ~♪」

途中からヤケになっていたのかまた歌いだした・・・。


「へっくしょーいっ!寒い・・・。宇宙空間にただ1人で

こんなカッコしてたら流石に風邪ひいてしまうずび・・・。」

それもそのはずです。だってこの男、真っ黒づくめだけど

へそ出しルック(古っ!)といういでたちだから・・・。


とぼとぼと自分専用のマイカーとばかりにショボイUFOに

乗り込んで毎日野宿生活・・・。

「嫁にあわせる顔がないな・・・。」

涙ぐむ。まるで「ホームレス宇宙人」である。


そんな折り・・・。

当の本人・・・嫁呼ばわりされてる主人公は・・・。

猫宮すずとエリナちゃんに間に挟まれて日々共に一緒にいた。

まさに両手に花状態・・・。

教室内でこんな様子なので当たり前だが浮いていた。


英太は涙ぐみながらカーテンの裾を握り締めて隠れながら

そんな3人を見ていた・・・。

(英太の視線が怖いよ・・・。この子たち状況わかってんのかな???)

「え・・・英太・・・。」


「話しかけるなこの浮気者っ!!」

何故か鼻血と涙を同時に流しながら謎の返答をする英太。


「お・・・お前も混ざるか・・・?」

気を利かせて言ってしまった言葉がマズかった・・・。


「うおおおおおおっ!!混ぜろおおおおおおっ!!

ハーレムーーーーーーーーーッ!!!!!」

鼻血を出しながら突進してきたので俺はビビった・・・!!

次の瞬間、猫宮すずがヒョイっと飛びのいて

英太の後ろに回り、華麗なるキックをかました。

「がはっ!」

気絶して倒れた友達の英太・・・。


すまん・・・。俺のせいでこうなったのに今は

倒れてくれて心底良かったよ・・・。とホッと胸をなでおろす。


「貴方の友達はなんなの・・・?!」

冷たいまなざしプラス軽蔑の目で「英太」を見下ろす猫宮さん。


舌打ちでもしてそうな勢いの顔になっていた・・・。

(だがまあ。彼女はそこまで下品ではないので本当には

舌打ちなんぞしないわけで・・・。乱暴者だけど・・・。)


運命の瞬間までのカウントダウン開始・・・。

(その後、「何か」が起きます。)




続。


作者の体力の限界でここまでこぎつけただけで

精一杯で御座います・・・。


次回は予報通り「何か」が起きます(笑)。

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