投稿数の増減に見る、ムーンライトノベルズBLの人口の変化の推定
本日は、年度ごとの作品数の増加について書いてみる。
ただ、ムーンライトノベルズ自体で検索をかけると、1ページ当たり20作品しか表示されず、それも100ページまでと制限がされている。
つまり、2000作品しか一度に表示できない。
そういった要因も含めて、年度ごとの作品数の変化は短編、連載中、完結済みで分けることとした。
また、新着順などにすると、最終更新日ごとに並べられてしまうため、年度ごとに期間指定をしてNコードの新しい順に並べ直して、実際に投稿された年度に再度手動で振り分けを行った。
このNコード順の場合、非公開で投稿していた時期からになってしまう欠点もあるが、複雑になるため、今回はそういった意味での公開時期は考慮しないことにした。
そのため多少の計算ミスもあるかと思われるが、本当に面倒臭い作業なので再度集計する気力がないため、ご容赦いただきたい。
☆ムーンライトノベルズ・BL(2016/6/19 9:00頃)
総数/短編/完結済み/連載中(9713/2794/3317/3602)
・投稿された時期
☆短編(Nコードが新しい順+古い順を使用。100ページ(1ページ20作品)までしか表示されないため)
~2009年 244作品
2010年 64作品
2011年 92作品
2012年 218作品
2013年 297作品
2014年 519作品
2015年 922作品
2016年(6/19まで) 434作品
☆長編(連載中のみ)(Nコードが新しい順(このサイトに非公開で投稿された陽がNコードなので、非公開時期含む))
2005~2009年 148 作品
2010年 75 作品
2011年 149 作品
2012年 310 作品
2013年 712 作品
2014年 782 作品
2015年 1003 作品
2016年(6/19まで) 665作品
(長期連載除外をすると718作品まで減少)
☆長編(完結済みのみ、Nコードが新しい)
2005~2009年 274 作品
2010年 123 作品
2011年 176 作品
2012年 274 作品
2013年 416 作品
2014年 714 作品
2015年 944 作品
2016年(6/19まで) 375作品
☆短編+長編(連載中+完結済み)をすべて合計した、年度ごとの作品数の変化
~2009年 666作品
2010年 262作品
2011年 417作品
2012年 802作品
2013年 1425作品
2014年 2015作品
2015年 2869作品
2016年(6/19まで) 1474作品
これらの結果から、一年ごとに作品数の増加がみられる。
古い年度の物は作品数が少ないため、5年間をまとめた。
そして古い年度の場合、単純に五年で割ると、
666÷5=約133作品
と仮定する。
そうすると、2009年ごろ~2013年間で毎年ほぼ倍の作品数が投稿されるようになっているのが見てとれる。
また、2014年以降は、作品数の増加がやや減ってきており、本年度2016年には、現時点での作品数倍にすれば1年分の作品数に相当すると仮定すると、ほぼ昨年と同様の数になると推定される。
更に付け加えるならば、作品の増加を作者の増加と考えるとその分それを好む読者が増えたとするならば、年々サイトを訪れる読者が増加していると考えられる。
次にこの数字の問題点について考えたいと思う。
一つは、多作の作者を考慮に入れていない点である。
そのために、作品数よりも作者の増加は少ないと考えられる。
また、本年度は二倍にすると~、といったが、投稿される月変化が考慮されていない。
例えば夏休みなどでは、投稿が増えるとも考えられる。
一年分を月ごとの投稿数で見てみるとまた違うかも。
それも機会があればまた。
結果として前年度よりもかなりの量が、本年度では増加する可能性は否定出来ない。
とりあえずは、年度ごとの増加がこうなっています。
ただ、最終更新日を基準にせずその年度を見るのは大変すぎるので、試しに最終更新日の年度での作品数について調べてみました。
☆短編+長編(連載中+完結済み)をすべて合計した、年度ごとの作品数の変化。最終更新日基準
2016/6/24現在
~2009年 622作品
2010年 217作品
2011年 349作品
2012年 660作品
2013年 979作品
2014年 1816作品
2015年 2867作品
2016年(6/19まで) 2245作品
といったようになっておりまして、10~30%以上の誤差が毎年あるのがお分かりいただけるかと。
結構何年にもわたって投稿している人がいるようです。
特に今年の上乗せ分が多すぎる……。
でも先ほどのカウント方法だとものすごく面倒く……労力がいるので、今後は最終更新日基準で分類します。
2016年以外は、誤差が約30%程度の作品ですので、おおまかな違いを見るのだけが目的なのでそちらを使用します。
次回は、タグ検索による作品数の分布です。