日常の終わりは突然に.....
以前に投稿してからかなり経っていますが新しく書き始めてみました
文章力があまりなく読みにくいところもあるかもしれませんが温かく見守っていただけると幸いです
もしもあの時、出かけなければきっと事故にも合わなかったんだろうな
昔の旧友と久々に連絡を取り、会いに行く途中でまさかあんなバカみたいなミスをして人生の幕を閉じるとは思ってもいなかった。
濡れたマンホールでバイクのタイヤを滑らせそのまま対向車線に転倒、トラックに轢かれたところで記憶は途切れてしまっている。
死んだはずの自分がなぜ森の中で倒れていたのか見当もつかない。
すっからかんの頭をフル回転させて自分なりに行き着いた結果は、「小説でよくある異世界じゃね?」という短くわかりやすいこの一つのことだけだった。
服は着てないし物は何も持っていないし、傍から見たらただの変態そのもの。
歩きながら誰も来ないでくれよ、と心の中で思った時に気づく。
「これ、フラグじゃね?」と。
案の定、RPG系でよくいる感じの町娘A的な人とばったり鉢合わせしてしまった。
そう、このあとはみなさんお察しのキャー!という叫び声とビンタが飛んでくるに決まってる。いや、そっちのほうがむしろ良かった
叫び声までは同じ、だがそのあとが違った
本気のグーパンチを顔面ど真ん中に食らい木に頭をぶつけて気を失ってしまった
目が覚めたら床にしいた布団の中にいた。
近くで何かの作業をしている殴ってきた女の子はすごく綺麗で、こちらが目を覚ましたことに気がついたようだ
「さっきは突然殴りかかってしまってごめんなさい!」
こんなに丁寧に謝罪されるとは思っていなかったので少し驚いてしまった
拍子抜けして固まっている自分に彼女はいろいろなことを説明してくれた
わかったことはここがやはり異世界だったということ、異世界で少し感じは違うが戦国時代の日本ぐらいの技術があること、彼女の名前が鈴という名前だということ
もちろんこの世界の人間ではないことを話した。すると意外な話を聞くことができた
この世界にはごくまれにほかの世界で何らかの理由で死んでしまった人間がそのままこの世界に流れ着いてしまうことがあるそうだ
実際今までにも結構な数の人がこの世界に流れ着いているらしく技術が発展しているのはその人たちが持っていた知識のおかげのようだ
助けてくれただけではなく、怪我をさせてしまったのは自分の責任だといい、自分の家に居候してもいいと言ってくれた彼女にはとても感謝している
きっとこの世界に来てしまったのもなにかが関係しているのかもしれない
とりあえずまずは働くことから始めることにしよう。
今回は1話目ということで書かせていただきました
なんだかキャラ同士に絡みも少なく微妙になってしまいましたが次回は頑張るのでもしよければ次回もご覧下さい
さいごまで読んでいただきありがとうございます
コメント、指摘等いただけると嬉しいです。