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カラプス一話

作者: バルカン

人が殺されるのでご了承ください。

始まりだよ。



「部活何しよう?」

彼女の名は麗華、高校に入学したばかりだ。

親からはなんだかの部活に入れと言われているのだが、本人は全くやる気はない。

「どうせだったら、人数が少なくってサボリ安いところがいいなー」

シメシメと言わんばかりの悪人顔の麗華。

「ん?」

麗華は、あるものに築く。

「探偵部?」

そこには探偵部と書かれた小さな紙が貼ってあった。

「えっとなになに?2年生0人3年生1人担当教師0人大丈夫なのここ?」

麗華は、ここならサボれると思い、この部活に入ることにした。

麗華の通う高校は、部活動の体験などはなかった。

どちらにしろサボる麗華には関係のない話だ。

「でもまぁ、一回くらいは行っておいたほうがいいか!」


放課後

「えっとここでいいのかな?」

そこには探偵部とだけ書かれた部屋があった。

「失礼します」

そこにはたくさんの本が並んであった。

その奥に机が一つ、ライトがついていて明かりがついていた。

さらにその机には・・・

「人?」

そこには、本を片手にイヤホンで音楽を聴いている少年がいた。

「あ!あの人が3年生の人か・・・」

麗華は、部室に入った。

「あのー私新しく入った大岸麗華って言います、まぁ部活に来る気なんてないんですけど」

「・・・」

本に釘付けの少年気づいていない。

「あ、あのー?」

「・・・」

「おいお前!!無視すんなよ!」

「・・・」

「はぁー、もうどうでもいいや・・・」

「・・・」

疲れていた麗華は机に寝そべった。


「う、うん?」

知らないうちに寝てしまっていたようだ。

机に目をやると少年はまだ本を読んでいた。

「この人いつまで読んでいるんだろ?」

「・・・」

「今何時だ?」

麗華はポケットに入れていた、携帯で時間を確認する。

9時54分

「うわぁ、こんな時間だ!」

この学校には生徒が止まるための部屋がある。

麗華の部屋には、麗華以外の人がいない。

だから心配する人もいない。

「それにしても、この人全く動けないな」

たまにページをめくる動作以外何もしていない。

「ふーん!それにしてもよく寝たなー」

麗華は、腕を上に伸ばす。

ドサッ・・・

何かが落ちた。

「ん?」

麗華ががそれに築いく。

麗華の近くに落ちたようだ。

「なにこれ?布?」

分厚い布だった。

「春とはいえまだ寒いと思ってね」

「え?」

喋ったのは少年だった。

「それをやったのは僕です」

「は、はぁ」

呆れたのではなく驚きで声が上手く出なかった。

「おっと紹介が遅れました僕は、火灯(ひあかり) 野冶(のいる)この、部活の部長です」

「え、えっと大岸麗華(おおきしれいか)です」

「そうですか、それにしてもこんな部活に入るなんて珍しいですね」

「い、いや、あはははは」

本音なんて言えない。

「この部活がなんで人数が少ないか知ってますか?」

知るわけもない。

そもそも教師自体いないのが麗華の疑問だった。

「さ、さぁ?」

「この部活本当の事件を解くから辞めていく人も多いんだよね」

野冶は、パタンと本を閉じる。

「それでは・・・ようこそ探偵部へ」

「はい・・・」

麗華は後悔した。

「でも流石に教師は必要なのでわ?」

「あぁ、ここの先生、先日亡くなったんだよ」

「いきなり事件!?」

「いや、病気です」

「そうですか、火灯先輩は、なんでこの部活に?」

「僕が入ったときは部員がいっぱいいたんですよ、でも僕が入ってからやけに事件が多く起きてきてね」

「部長!退部したいです!!」

ものすごい笑顔で言う麗華。

「まぁまぁここならいくらサボっても僕は怒ったりしないし」

「はい、了解です、はい」

麗華は涙を流す。

「そうそう、僕のことは先輩って呼んで欲しいです」

苗字はあまり好きじゃないらしい。

「僕今までの事件全部解決しています」

「すごいじゃないですか!」

「それに僕、君を絶対に守る、安心してください」

麗華の顔が赤くなる。

さっきの布といい今の発言といいそして野冶のイケメン顔、完璧な人間だ。

そういい、再び本に目を移す野冶。

「それでは部活動の説明をいます」

「お願いします」

「前はこの学校外にも出たりしたんですけど、正直面倒なんで、この部室まで来た人だけ解決します」

「はい!全くそのとうりだと思います!」

やはりサボるようだ。

「よろしくお願いします先輩!!!!」

こうして麗華と野冶の探偵ごっこ?が始った。

だがこの話は、すごくミライのお話。


これからどうなるんだしょう?

自分でもあまりwww

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