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短編小説の塊  作者: 青いヌメヌメした生き物
3/3

最後のチャンス

チャンス

それ以上は求めない

頼むもう一度だけチャンスをくれ。

俺はチャンスを3回も逃してしまった愚かな男だ。

そんな事はわかってる、なんて馬鹿にされてもいい。

それでももう一度だけチャンスをくれ。

星の綺麗な夜、俺は生まれて初めて神にすがった。


しかし神は最後のチャンスなんてくれなかった、愚かな俺を見捨てた。

俺は神を怨んだ。神が俺を見捨てるなら俺は悪魔に魂を売ってやる。

なんとも情けない話だ。神は俺を救う義務なんてないのに、神は3回もチャンスをくれたのに。俺は神を怨んだのだ。

神にすがったあの日に似た星の綺麗な夜、俺は自責の念に駆られた。


数日後、俺は幸運にもチャンスを手に入れた。

俺の早とちりだった。

神は愚かな俺を見捨てなかったのだ。いや、悪魔が助けたのかもしれない。

どちらにしろ俺はチャンスを手に入れた。

きっとこれは最後のチャンスだ。絶対に成功させてやる。

俺、頑張れ

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