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メメントモリの夜〜呪いの少女と、笑顔の魔法使い〜

メメントモリの夜〜呪いの少女と、笑顔の魔法使い〜

作者:さよのなか
”正しいお別れの仕方を知らない僕たちは——”

生きる希望を失った元魔法使いの青年レニスは、危険な夜の森にその身を投じる。
「早く全て、終わらせてくれないか…」
祈るように歩いて辿り着いたのは、不気味な泣き声が聞こえてくる屋敷。
そこで泣いていたのはなんと、銀髪の可憐な少女だった。
「この夜が終わったら、私は消えてしまうの——。」
呪われた少女を笑わせるため。
レニスは再び、魔法使いになることを決意する。
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