表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/16

鬼人族の少女

今回はいつもの半分くらいです。ごめんなさい。次は長くするので許してください・・・


「ほら、食っていいぞ」

「!?」


出された料理に彼女は目をキラキラと輝かせていた。そしてそのまま食べ始めた。

一応は、手を使わずフォークを使っているが、持ち方が違った。グーで持ってるんだ。そして食べ終わったあとに俺は彼女のことを聞き始めた。


「名前は?」

「・・・ない」

「?」


名前がないと言われて俺は少し考えた。


(名前がない? どういうことだ?)


「正確には名前はある。でももういらない」

「そうなのか? 鬼人族(オーガ)は同族思いじゃないのか?」

「・・・」


そう言うと彼女は口を閉ざす。そんなとき、空気になっていたシアがある提案をした。


「・・・リュート。名前、付けてあげようよ」

「・・・そうだな。それでいいかな?」

「いい」

「了解」


名前、か。

名付けなんてしたことないからなぁ。うーん・・・

俺はチラッと彼女を見る。

美しいブロンドの髪。目も琥珀色で、全体的にきれいで。

そんな彼女に合う名前・・・


「・・・コハク」

「安直過ぎない?」

「いいだろ。イメージカラーを採用したって」

「気に入った。コハク。それが私の名前・・・!」

「そうか。なら良かった」


そして俺たちが話をしていると、いつの間にか朝日が上っていて。

コハクを含めた三人の旅はドタバタとしながら始まった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ