第8話
最近忙しくて不定期になってしまってます。
今後もこれがつづくとおもいます。
申し訳ないです...
「待ちに待った体育祭だぁ〜〜〜!!」
楓と信介が教室の俺の席を囲んで叫んでいる。
「体育祭は明日だけどね。」
と、沙織は微笑ましそうに2人に言っていた。
GW以来、俺と沙織の心の距離が縮まったこともあって
この1ヶ月間はよく4人で一緒にいることが多かった。
「ちょっと神田さん、クール過ぎない?体育祭だよ!?
テンション上げてこうよ!」
信介は何故か俺の肩をバンバン叩きながら沙織と目を合わせながら行っていた。
もうすっかり信介も沙織に人見知りすることも無くなったなぁ。
最初は本当にひどかった。
俺と沙織が学校で話している時は絶対にこっちに来なかったし、それだけならともかく、ずっとこっちの方を凝視してきてたし...
やり辛い他なかったのだ。
「そうだよ沙織ちゃん!こういうのは楽しまないと損じゃない!?」
「いや、あなた達ほど楽しみじゃないけど私も十分楽しみよ。」
と、楓と沙織で2人でキャイキャイしている。
うんうん、仲良くなってくれて良かった。
その日の晩は梅雨の時期ということもあって大雨が降っていた。
「これだと明日は体育祭できるのかな...」
沙織は不安そうに窓を見つめていた。
「それだったら信介明日泣くんじゃない?」
俺は笑いながらも沙織と同じく窓を見つめていた。
かくいう俺も体育祭を楽しみにしている。
まだあんまりクラス内に友達いないんだよなぁ...
これを機にできると思ってたんだが...
「それはそれで面白そうね」
沙織も笑いながらそう言っていた。
「なあ、沙織。」
「どうしたの、怜人。」
「俺たちって今どういう関係なんだろう。」
ふと、疑問に思ったのだ。 恋人でもないが友達という言葉で片付けられる関係ではないと思っている。なら、この関係には何という名前が付くのだろう。
「え? そうね... ルームメイト兼友達といった所じゃない?」
「ああ〜、確かにそうかも。一言では言い表せないな。」
そう言うと沙織は笑いながら
「それは難しいわよ。ただの友達ってわけでもないし、ましてや恋人でもないし。」
「そりゃそうか!」
そう言って2人で笑い合っていた。
そう、この関係でいいのだ。ルームメイト兼友達、いいじゃないか。
俺たち2人が恋人になることはきっと無いだろう。
なぜなら
俺には好きな人がいるのだから。
次の日、天候に恵まれ雲一つない絶好の体育祭日和になっていた。
「待ちに待った体育祭!!始まるぞー!!」
「楓、朝からうるせえよ。」
「まあまあ、今日はいいじゃ無いの。そう言えば、小泉くんはまだ来てないの?」
そういえばそうだ。あんなに楽しみにしてたのに。
昨日、俺が一番最初に学校に着いてやる!とか訳分からんこと言ってたのに。
そう思った矢先、俺の持ってたスマホに着信が入った。
「もしもし、おう、信介か。お前どこにいるんだ?」
そう言うと、電話越しでもわかるくらいのガラガラ声で
「た、体育祭には行けません。」
そう言った。
「お、お前まさか...」
「そのまさかだよ。昨日の晩、傘差さずにコンビニ行ったらビショビショになって風邪引いた。」
ええ... アホやん...




