表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/19

第5話

キャラクター達の服装の説明が難しい!

神田さんが俺の家に住むようになってから2週間が経ち、今はGWの真っ最中。

俺は自室でひたすらゴロゴロしていた。


「今まであんまり視界に入れないようにしてたけど、改めて見るとやっぱり神田さんって人気者なんだなぁ。」


そう、俺はこの2週間学校にいる間、めちゃくちゃ神田さんを気にしていたのだが、

流石は学年一と呼ばれるほどの美少女だ。常に周りに人がいる。


お陰で、全然距離を縮めることはできなかった。

家ではだいぶ慣れたんだけどな。


とか考えていると急に自室のドアが開き、

「平塚くん、この前借りた漫画返しに来たわ。」


と、今やノック無しで部屋に入ってくるほどの仲である。


「ほーい。その辺に置いといて〜。」

みたいに適当に返事をしていると


神田さんは本棚をガサガサしながら

「ついでに続きを借りてもいいかしら?...ってあれ?

この漫画の続きってまだ出てなかったっけ?」


「ああ〜、まだ買ってなかったわ。暇だし今から行こうかな。」

どうせ、家にいてもスマホ見てるかゲームしてるかだからな。  


あ、そうだ!


「神田さんも一緒に行こうよ。」

と、半分冗談で提案してみたが


「ええ!?一緒に!?何で!?」

神田さんはめちゃくちゃ動揺していた。


その姿があまりにも面白かったので、ここはもうちょっと乗ってみよう。


「だって、この2週間で家以外だと全然距離縮まってないじゃん? だからここで一緒に買い物に行くことでGW明けからのいい予行演習になると思うんだけど。」


我ながら適当なこと言ってるなこれ。まあいいや。

でも、流石に反論されるか?


だが、

「確かにその通りね... わかったわ。準備するから待ってて。」

と、神田さんは自分の部屋に戻っていった。





ええ、、 我ながら訳分からん理論に乗せられちゃったよ、、

あの子の将来が心配!














こうして、俺たち2人は幕張新都心のショッピングモールに来ていた。

俺たちの家は千葉、学校は東京にあるのでちょうど定期券の範囲内だった。


最初は東京まで出ようかと思ったんだけど、何故か神田さんがものすごく嫌がったので、千葉である幕張に来ているのだ。


と、隣にいる美少女に目を向けてみると

「そいえば神田さん着替えたんだ」


さっき家にいた時と全然格好が違う。


さっきは上下ともスウェットだったのだが、今は上には淡い白の薄手のニット、下は濃いめの赤のロングスカートといった格好だ。


「どこかに出かけるのに流石に上下スウェットってわけにはいかないでしょ...」

と、なぜか呆れがちに答えてくれた。


もちろん、そんな無粋なことを聞く俺は白っぽい色のパーカーに紺のジーンズといったタンスの一番上にあった服だけでコーディネートしたものだ。


と、ファッションのことを考えてみると、俺は重大なことに気付いた。

「ていうか、よく考えたらこれ学校の友達にバレたらまずくない?」



「今更気付いたの?まったく... だから幕張にしようって提案したんじゃない。 東京だと遭遇する可能性大でしょ?」


ほんとだ。全く考えてなかった。


「おお〜。さすが神田さん。賢い! よっ!天才!」



「ふふっ。もちろん知ってるわ。もっと言ってくれてもいいのよ?」



みたいなバカ話をひたすら繰り返していく内に俺たちは本屋に着いていた。


「ちょっと続きがあるかどうか見てきてくれない?トイレ行ってくるから。」


「わかったわ。別に急がなくてもいいからね。」


そう言って、一旦分かれて俺はトイレで用を足しにいくことにした。




しかし、トイレから帰って神田さんの所に向かおうと思ったその時、事件が起こった。





「ねえ、そんなこと言わないでさぁ〜。一緒にランチでもどうよ?」



「だから、今人を待ってるって言ってるじゃないですか...」





神田さんが本屋の前で大学生であろう男子3人組に絡まれているのだった。










評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ