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第4話

展開は早めに行こうと思っています。

「話したいことというのは他でもないわ。」

と、すごく神妙な面持ちで神田さんは語り始める。


「昨日の約束事のこと?」


「ええ、そうよ。さっきの呼び出しはすごく自然に出来たと思わない?」


え?あれもしかしてクラスメイトに徐々に仲良いと思わせるための作戦の内だったの??

ものすごく誇らしげに言ってるし。


「これで教室で自然に平塚くんに話しかけるようになれたわ。」


やっぱり思ってたあああああ!


「あの、神田さん? ちょっとその件で俺も言いたいことあるんだけど言っていい?」


「ええ、もちろん。意見交換はどんどん活発に行なっていきたいしね。」


ほう、では神田さんが言っていいというので心苦しいが言わせてもらおう。


「正直に言うと、さっきの行動は距離を縮めようとし過ぎだと思うよ... 多分クラスメイトには少なくとも不思議に思われたと思う」


と言うと、神田さんはものすごく驚愕した表情をさせながら


「ええ!?上手くいったと思ったのに...」


さては、この子もしかして天然な気質あり?

マジかよ!やだ可愛い!



「とにかく、教室に帰ってなんて説明すればいいか統一させておこう。ここで嘘ついてるとバレればさらに怪しまれるしね。」


「そうね。恋愛関係だと誤解されるのは絶対に避けなければならないものね。」


めっちゃ嫌がりますやん... うん、別にいいんだけどね...








こうしてなんとか2人で理由を考えて、クラスメイトにも納得して貰えたのだが、


「そういえば、話したいこと内容聞いてなかったな。」




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神田さん視点


ふう、どうやら上手くいったみたいね。


まあ、平塚くんの言う通りクラスメイトにはしっかり不思議に思われていたのは誤算だったけれども。


でも、1番の目的はそこじゃない。

上手くいったというのはこの目的が達成できたことだ。


教室のみんなのいる所で平塚くんを呼び出した目的は

「平塚くんのことが好きな人がいるかどうか」

私が平塚くんを呼び出すことで、動揺する素振りを誰かが見せるか注意深く見るためだ。


できればNOだったら都合が良かったけれども、残念ながら答えはYES。少なくとも1人確認できた。



ただ、

「幼馴染で平塚くんの向かいの家に住んでいるねえ。

 厄介この上ないわね。」



そう、同居してるということも恋愛関係にあると誤解されることも決してあってはならない。



もう、あの時のような思いは二度と味わいたくないのだから。







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