第19話
前回までのあらすじ!
可愛い後輩の桐山菜穂ちゃんは俺の友達の信介が好き!
そこで、ひょんなことから俺と沙織と楓がお手伝いをすることに!
だが、その話し合いの結果、待ち受けていたものとは!?
「2対2のデートで俺らが付いていくぅ!?」
衝撃だった。まず誰と行くねん。
「まあ確かに。菜穂ちゃんが急に誘っても間違いなく信介は動揺して逃げるだけだね。」
「そう。だから怜人と楓ちゃんが行くの。」
「え!!??はぁ!?」
沙織がすごく淡々ととんでもないことを言ってる!
「え、ダブルデートで怜人と??」
楓も驚きを隠せていない。
前回のは、沙織の誕プレを買いに行くという明確な目的があったが、今回のは付き添いとはいえど明確な目的は無い。
つまり、
なんか恋人っぽいってこと!!!!!
「いやいや、こいつとはただの幼なじみだし!!」
「何言ってるの。知ってるわよ。」
「それに私よりも楓ちゃんの方がより小泉くんと仲が良いから行きやすいんじゃないかしら。」
「ああ、なるほど!」
納得したぜ!さっきは謎に否定してしまったが、俺たちただの幼なじみだしな!付き添いで出かけるだけだ!
「じゃあ2対2で行くとして、場所はどこにするんだ?」
「場所ねぇ、桐山さんどこか行きたいところとかある?」
沙織が当の本人である桐山さんに尋ねると、
「私、動物がとても好きなので、好きな人と動物園か水族館に行くのが夢なんです」
ほうほう、動物が好きなのか
「確か信介もじゃなかったっけ?」
昔そう言ってた気がするなぁと続けると、楓が
「そうじゃん!昔言ってたね!!その二択なら水族館の方がいいんじゃない?」
「そうね、おしゃれな雰囲気の所もあるしデートに最適じゃないかしら」
「まあ、動物好きっていう共通点もあるし話題にも困らんしな」
「よし!それで行こう!!!」
これにて第一回会議は閉会した。
「それでは、明日桐山さんから信介に声をかけて(もちろん俺たちが同伴)水族館デートに誘うと」
「そうだね!がんばって!!菜穂ちゃん!!」
楓も猛烈に応援してる。さっきからずっとふんふん言ってるし
「はい!ありがとうございます!!」
桐山さんもすごい嬉しそうだ。よかったよかった。
「では、明日作戦決行ね。それでは今日解散と行こうかしら」
「はーい!」
「私はちょっと用事があるからみんなは先に帰っててね」
まあ一緒に帰ったら同居してるのバレるしな
「じゃあ俺たちで帰るかぁ。」
「そうだね。私たちは右だけど菜穂ちゃんはどっち?」
楓がそう聞くと
「私、左なんです・・・。それではここで失礼します!」
そうして、みんなでおつかれーと言い合いながら沙織と桐山さんがいなくなると
「じゃあ帰ろっか」
楓がどこか大人しげに俺の目を見て言った
「お、おう。そうだな」
なんか急にいつもと雰囲気変わって、調子狂うなぁ




