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……呪いの終わり…………全ての始まり……

書き溜めたのが消えてちょいブルーな作者です


今回は短いですがせっかくなのでまた書き直すとしますかね。

…………ハッ!……ここは何処?……薄暗い祭壇?じゃあ場所は変わってない?…さっきの光景は……"アイツ"の記憶?


ラティと名乗った手のひらサイズの女の子といくつか話した後の記憶がない…どうやら色々あって眠ってしまったようだ、祭壇の扉が開いていてがらんとした大きな広間が見えるが入ってきた時と何も変わらないよう………違う……視界の隅に映る小さな女の子が羽をぱたぱたさせて何かをしている


「……あっ?!気がつきましたか?身体の異常はないですか?私の事分かりますか?私はラティ、貴女と契約した精霊で…………でして……」


ディアーナが起きた事に気がついたラティと名乗った小さな女の子は、出会った時とかわらず、真っ黒な翅、紫黒のドレスの様な服、そして銀色の腰まである長い髪を風に靡かせ、紅い眼を少し潤ませながら頭の周りを飛び回る。



……………………「テイッ!」…パンッ!……ビタンッ!!


………………


…………


………


……



「………い、痛い…痛いです!いきなり何するんですか!」


ディアーナは"白い"髪をかきあげながら鬱陶しく頭の周りを飛び回るハエのようなラティという名の精霊を鬱陶しそうに無言ではたき落とす。

当然140cmくらいのディアーナが警戒していない14cm程体格差がある存在から叩かれれば地面にキスをする事になる。

あんまりな対応にラティは、当然起き上がり抗議の声を上げる、しかしディアーナは尚も鬱陶しそうに見下すような目をしながら、


「…………貴女……話をした限りでは……契約した私の方が上位権限者?って奴で立場が上なのよね?……それはそうと、鏡みたいなは出せるのかしら?どうも髪の色がおかしい気がするのよね?」


「へっ?……はい、えっとぉ……【リフレクトミラー】!」


ラティは昨夜話した時の優しい印象からどこか冷めた感じに驚きながらも紅い眼を見開きながら魔法を使い、板の様な物を出してディアーナの顔の前まで魔法でできた鏡を持ってくる。


リフレクトミラーを怪訝そうに覗き込むディアーナは小さなラティを右手でガシッと掴むと前後左右に振り乱す。


「……髪がっ!お母さん似の髪がぁっ!!!眼も…………紅い……何で!!どうしてぇっ!!」


「あわ、あわわわわ…あわ……きゅぅ……」


「……」


深窓の令嬢の様な見た目の白髪紅眼の少女に振り回されたラティはほとんどはだけたドレスもどきの中で気を失った。






………ぃ…………お……こら……お…ろ……


ラティは夢を見ていた…久しぶりに自分と会話してくれた紅い髪と蒼い透き通るような眼を持つ少女が親身になって話を聞いてくれた……そう……夢なのだ……おそらく……話をしたい……呪いから逃れたいと思うラティの願望が生み出した夢だったのだ


綺麗な白い髪を振り乱しながらドラゴンも逃げ出すほどの威圧感を出し、両手でしっかりと掴んだラティを未だに全力でシェイクする目の前の少女も…………………



…「うっぷ………おぇぇ…………」



……夢じゃ無いみたい………………



「気持ち悪いです……ガクッ」



七色に輝く物体を撒き散らせながらラティが力尽きると同時にディアーナも度重なる疲労でパタッと倒れた。


ービチャッ!ー

仲良く汚物に塗れながら……

評価などでモチベーションアップを図る作者の独り言


頑張る…きっと…

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