本当はずっと止まっていたはずの車…
「どうしたんだよ、ないアル?」
「シフトレバーが効かないアルよ〜〜!!」
「マジかよ!?ニュートラルのままだったのに!?」
「逆にそれが良くないアルかも知れないアル…正直原因良く判らないアルよ…」
「んじゃ、押してどっか隠すか」
「それしかないアルね。ステアリングはやられてないアル。私、誘導するから、シャチよろしくアル」
「……判った……まぁ、力仕事は俺の方が向いてんだろうからな……て、おい、直線のうちはお前も降りて押せよ」
「アイヤ〜〜!!」
多分『了解』て意味だろう……降りてきてくれた、て事は……
「しかし『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と同じ展開だけど、ずっとマシだな。あの映画と同じなら、お前は眉毛に…」
「アイヤ〜〜〜!!シャチ!縁起でもないアルよ〜〜!!な事言っちゃいけないアルよ〜〜!!」
「そういや眉毛のヤツどうしてやがってるかな。バカ力で持ち上げてた車がいきなり消えちまったんだからな……ハハハ…」
そう俺達はこの車……タイムマシンで眉毛の目の前から突然消えたのだ……つまりヤツの目の前からも……というワケだ……
俺達がいた現代の研究室にて眉毛……
「なに!?車が……俺の目の前から……消えるとは……何が……起こったのか……俺には判らぬ……しかし…取りあえず…立ち去る以外に道はない!」研究室から立ち去る眉毛……
「アイヤ〜〜!!シャチ、眉毛の物真似上手じゃないアルかぁ〜〜!」
この時代では俺がヤツの物真似を披露した
「だろぉ〜〜〜!?ハハハ……しかし…直せるんだよなぁ?…」
「アイヤ〜〜!!シャチ!心配いらないアルよ!たいした事ないアルよ!たた、この時代の人達にはあまり関わってはいけないアルから……」
「そっか…じゃあ、出来るだけ大人しとかなきゃな……て、お、おい!アレ!」
「アイヤ〜〜〜!!」
お読み下さりありがとうです♪さて、過去に来てさっそく災難にあってしまいました(笑)。そいでもってシャチは何か見たみたいです…ではまたよろしくです♪