表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/12

研究所にて…

金曜の授業が終わり、俺は、ないアルの研究所に向かった……


研究所の真ん中には車が置いてある……なんて事ない、普通のセダンだ…

ヤツはこの車に色々取り付けタイムマシンを作る、なんてほざいてやがるんだが……


『アイヤ〜〜〜!!』


ないアルは奇声を上げながら作業をしていた……まあいつもの事だ……


「おい、ないアル!来たぜ、俺だ!」

「アイヤ〜〜〜!!シャチ!私の話聞いてくれないアルか!?

話したくてしょうがないアルよ〜〜!!」

「いつも聞いてんだろ。で、どうした?1分でも未来だか過去に行けたのか?」

「そ、それたけど…」


コイツはいつも微妙に濁点を抜いてはなす

つまり

「それたけど」は誤字じゃない、て事だ


「まだ試してないアルけど、

画期的な発明に違いないアルよ!光速回転力とタキオン粒子を……」


うわ、ワケ解んねぇ……


「アイヤ〜〜〜!!ないアルないアルふがももひょんげ〜〜……」


難しい物理の話をしてるみたいだが、頭の悪い俺には、そう言ってる様にしか聞こえねぇ……


「落ち着いてくれ、ないアル……

とにかく……その車で未来だの過去だのに行けるワケだな?

で、まだ試してねぇと……何で試してないんだ?」「アイヤ〜〜〜!!シャチ!

世界で初めての時間旅行は今まで私をサポートしてくれた素晴らしき友人と一緒に行かなきゃいけないアルよ〜〜!

思たから他ならないアルよ〜〜!」

「そうか!嬉しいぜ!やっぱりてめぇは最高のダチだぜ!じゃあさっそく…ん?」


ないアルは鏡に向かっていた


「私の師匠ハン博士の教えアルよ!

一流の学者たる者、どんなに忙しい時も身だしなみを整えなきゃいけないアルよ〜〜!!」

「ヤツは語尾に“ないアル”なんか付けねぇだろ」


ハン博士……本名阪田昌(さかたしょう)……オールバックで気取った髭を生やしたキザなオヤジだ…まあ、それ以前に物理学の大の権威者であるんだが…俺はなんか気に入らねぇ…


ともかく、ないアルは自慢のドジョウ髭を整えている……

まだまだ前置きみたいですね(笑)。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ