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day 4 ダイヤモンド + 窓

1. ダイヤモンド次元へと続く窓


ある日、一人の少年の部屋の窓が偶然にも別次元と繋がってしまいました。窓の向こうの世界は、宝石でできた大地と煌びやかに輝く空、そして色とりどりのダイヤモンドが至る所に散らばっている「宝石の惑星」でした。


少年は窓の向こうからダイヤモンドを持ってきて売り払い、あっという間に莫大な富を手に入れました。しかし時間が経つにつれて、少年の心を捉えたのはお金ではなく、宝石の惑星そのものでした。「あの美しい惑星の正体は何だろう?あそこにも生命体が住んでいるのだろうか?雨が降るなら、その雨粒さえも宝石なのだろうか?」


ついに好奇心を抑えきれなくなった少年は決心します。自分が貯めた全財産をはたいて最高の装備と探査隊を結成し、未知の宝石惑星への本格的な探検と開拓を始めることを。お金を狂ったように使いまくる豪快で愉快な冒険が今始まります!


2. 美しい、あまりにも美しい窓


異界からやってきた商人たちは、今日も地球人に奇妙な品物を販売しています。「この窓を通過するものは何でも美しく変わります。道端に転がっている石ころを投げ入れれば眩しいダイヤモンドになり、子供たちの拙い落書きを入れれば世界的な名画に変わりますよ。」


世界中の人々は競ってこの窓を買い求め、世界はほどなくして「完璧に美しいもの」だけで満ち溢れるようになりました。そうして数千、数万年が流れる間、世界は変わらず美しい姿を保ち続けました。しかしその代償として、人類は自ら創造する方法を忘れてしまったのです。


ここに、一人の少女がいます。画用紙も、色鉛筆も、美術道具という概念さえ消え去った時代。少女は毎日公園に出かけ、木の枝で砂場の上に絵を描きます。窓に紙を入れれば完璧な絵が出てくるのに、あえて不器用な手つきで線を引きます。少女は自分が描いた絵を見つめながら言います。「うん、美しいな。」窓が作り出した完璧さではなく、自ら描き出した不器用だけれど可愛らしい絵。少女のこの一言は、後にこの世界に真の芸術を取り戻す大きなきっかけとなります。


3. 利益と損失、そして善と悪


ここは「利益」と「損失」が即ち「善」と「悪」を区別する世界です。人間の価値さえもAIによって徹底的に金額に換算される資本の世界です。


この世界の倫理は奇妙です。例えば、誰かの窓にダイヤモンドを投げつけてガラスを割ったとしましょう。普通の世界なら器物損壊ですが、ここではダイヤモンドの価値がガラス窓の価値より高いため、あなたは「相手に利益を与えた義人」として称賛されます。


物の価値が人間の尊厳より上位にある世界。果たしてあなたは、この歪んだルールの中でどんな方法で「合法的な犯罪」を犯しますか?


4. Dr.STONEとガラスの美学(エッセイ)


漫画『Dr.STONE』には、主人公の父親が人類の再建を夢見て、ガラス板の底面をダイヤモンドで削って歌を録音(刻む)するシーンが出てきます。


私たちは普段、ダイヤモンドと歌を、あるいはダイヤモンドとガラスを同じ土俵で比較しません。しかし「美しさ」という観点から見たらどうでしょうか?人々は決まってダイヤモンドがガラスよりもはるかに美しく気高いと考えます。ダイヤモンドがステージ上で華やかに輝く「アイドル」のような憧れの対象だとすれば、ガラスはいつも私たちのそばで黙々と生活を支えてくれる「母親」のような存在ではないでしょうか。


ガラスは窓となって私たちを守り、器となって食べ物を盛り、眼鏡となって世界を見せてくれます。そして漫画の中の物語のように、時には大切な声を込めて未来へと届ける器にもなります。割れやすく、ありふれているけれど、透明に私たちの人生を映し出すガラス。それはダイヤモンドとはまた違う、深く穏やかな美しさだと思います。(今見てみると、シーグラスというガラスの宝石もあるんですね!)

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