同じ報告でも、わたしの報告には反応なし。わたしの報告には感情が入りすぎている?
接客業に携わっていると、店休日がない。それはつまり、自分の休みの日にも誰かが働いていることを意味し、休みの日の業務内容を次回出勤日に把握する必要があるということである。
尻拭いをしていただくことが多いのにプライドだけは誇り高い私は、休みの日にも会社のスマホを手放せない。ついていけないからだ。
洗濯機を回している時、映画を見終えたら、移動時間、ゴロンと横になって、一息しながら、焦燥感とともにスマホをさわる。通知がきていると、つぶさに見てしまう。理解力の乏しさから、内容を何度も読み込むことも多い。内容を確認すると『次回出勤時にやることリスト』にメモをする。このメモも、気をつけないと、あとから見返して理解できないことも少なくないため、慎重に言葉を選んで入力する。どの案件か?どこまで自分が手をつけるものなのか?そのあと、どうするか?
メモもスマホのメモ機能を使用すると、通知を確認してそのままの体勢でメモできるので、手軽だ。
今日は、そんな、私が休みの営業日。
通知がきている。
先日接客したお客様からの問い合わせのようだったが、優秀な後輩Yさんが、一点の落ち度もなく対応してくださっている様子が記されていた。
当然だが、私がいなくても会社は回るし、
頭数としてしかいる意味がない。
いや、頭数になっているだけでも意味はあるのに、そんなことで満足しない自分の強欲さよ。
通知の中では、報告され側のスタッフからも心ある応答があり、自分の報告ではこんなあたたかいラリーは無いな、という寂しさを消すように通知をとじる。
知ってるよ。私は欲しがってばかりで相手に奉仕できていない。自分のことで頭がいっぱいだから、相手を尊重する行動ができずに相手から離れられるし、いやがられる。その結果がいまなのだと。