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第4位



ラリーたちは指定された位置で休憩していた。彼らが一息ついていると、再び会場が大歓声に包まれた。見ると、チーム「100エーカー」の老人と二匹の犬が戻ってきたところだった。


「あのジジイと犬…やっぱりただもんじゃねぇ」ラリーが驚きつつもニヤリと笑う。


続々と決勝進出者たちが揃う中、場面は迷宮の中へと移る。広間では、モクモク草のケムリが立ちこめる中、レオが必死にケルベロスと戦っていた。煙が少しずつ薄れてくると、ついにレオはケルベロスを捉え、トドメを刺そうと剣を抜き放つ。


「やっと見つけたぜ…これで終わりだ!」レオは勢いよく剣をケルベロスの体に突き立てた。ケルベロスは一声鳴いて、地面に崩れ落ちた。


「ふぅ、やっと倒せた!」レオはキラリと歯を輝かせながら満足げに呟くと、寝転がっているジョンとエリックを起こしに向かった。


ダンとエリックを抱えたレオは、ケルベロスを倒したことで封じられていた階段への光のヴェールが解放され、無事に迷宮を進むことができた。そして、そのまま三人は迷宮の扉を抜け、会場へと帰還した。


モリータが壇上に立ち、意気揚々と叫ぶ。「無事に4チームが揃いました!それでは…」


しかし、モリータはその言葉を言い終えられなかった。会場が一瞬静まり、観客たちの顔にクエスチョンマークが浮かぶ。


「ん?4位がまだ表示されてないわね?」リアナが困惑気味に呟く。


その時、迷宮の扉が再び開いた。リリスとゴルドが現れ、その手にはしっかりと宝石が握られていた。


「えっ!?」レオが驚き、宝石を探すが、自分の手には何もなかった。


「あいつ、まさか…」ダンが苦笑いしながら言った。


レオは青ざめた顔で叫ぶ。「やべぇ!ジョンがが宝石持ってると思って、ケルベロスから回収してなかった!」


会場がどっと笑いに包まれる中、モリータは微笑みながら締めくくった。「さすが、残念イケメンですね!」

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