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老人



迷宮の中、隠された秘密の部屋は巨大な広間となっており、その中央には宝石が眠る宝箱が鎮座していた。しかし、その宝箱を巡って、二つのチームが対峙していた。一方は、老人と二匹の犬からなるチーム「100エーカー」。もう一方は、黒い重厚な魔法の鎧を纏った者と暗殺者のような格好をした二人のチーム、「ブラックフレーム」だった。


老人は静かに犬たちに指示を出し、瞬く間に犬たちはオオカミへと変化した。その鋭い牙と力強い足で一気に「ブラックフレーム」のチームに襲いかかる。だが、黒い鎧の男は余裕の笑みを浮かべ、その鎧はすべての傷を瞬時に回復し、攻撃を跳ね返す魔法の力を秘めていた。老人のオオカミたちの猛攻も、まるで無意味なものに終わってしまう。


「ふはははは、小汚い老人がこの場所にいるなど場違いにもほどがある!」と、黒い鎧の男は嘲笑しながら剣を地面に突き立てた。魔法の言葉が響くとともに、大地が持ち上がり、うねりながら老人たちに襲いかかる。


その瞬間、老人がこれまで一度も触れたことのなかった背中に背負ったクワのような謎の武器に手をかけたかのように見えた。


次の瞬間、一瞬の閃光が広間を包んだ。


閃光が消え、土煙が落ち着くと、広間に倒れていたのは「ブラックフレーム」のチームの三人だった。老人は静かに立ち、彼の犬たちも元の姿に戻って、再び老人のそばに寄り添っていた。何が起こったのか、誰にも分からないが、老人の実力はその場で明らかになったのだった。

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