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宝石のヒント



迷宮への挑戦が目前に迫り、ラリーたちはいよいよ扉をくぐる直前の瞬間を迎えていた。リアナは腕を組みながら、目の前の巨大な扉をじっと見つめている。ラリーはその横で、気楽そうに頷いているが、その視線は扉の向こうを鋭く捉えていた。


その時、モリータが再び壇上に立ち、手を上げて全員の注意を引いた。


「これから皆さんに、宝石を見つけるためのヒントをお伝えします!」モリータの声が広場に響き渡る。緊張感が高まり、参加者たちは静まり返って彼の言葉を待った。


モリータは一呼吸おいてから、ゆっくりと語り始めた。「広大な迷宮の中、4つの宝石がそれぞれ異なる場所に隠されています。まず1つ目の宝石ですが、これは非常に強力な力を持つ魔獣の首にぶら下がっています。その魔獣を倒さない限り、その宝石を手に入れることはできません。」


リアナはそれを聞いて、眉をひそめた。「強力な魔獣か…簡単にはいかないわね。」


「2つ目の宝石は、ありとあらゆる罠を抜けた先の宝箱に隠されています。この罠を突破できるかどうかは、あなたたちの判断力と勇気にかかっています。」モリータの説明が続く。


「そして、3つ目の宝石は隠蔽魔法を施された迷宮の秘密の部屋に隠されています。この部屋を見つけ出すのは至難の業ですが、知恵を絞って探し出してください。」


「最後の1つは、飛翔魔法と加速魔法をかけられた宝石で、すごいスピードで迷宮内を移動し続けています。この宝石を捕まえるには、運と機転の良さが必要です。」


リアナは少し困惑した表情を見せたが、すぐに決意を新たにした。「やるしかないわね。全部取ってみせるわ!」


ラリーは「ジョン達のチームにだけは負けねぇ」と笑いながら覚悟を表明した。


モリータは各チームに向けて、「ヒントは以上です。これから各チームは扉をくぐり、迷宮の広間へと進んでください。そこから2回戦が始まります。」と告げた。


参加者たちは次々と扉の前に立ち、緊張した面持ちで準備を整える。ラリーたちのチームもその一つだった。


「さあ、行くぞ!」ラリーが勢いよく言うと、リアナとダンが頷き、それぞれの位置に立った。


巨大な扉がゆっくりと開かれると、暗い迷宮の入り口が姿を現した。各チームは各々の決意を胸に一歩踏み出した。


そして、ラリーたちのチームもまた、扉をくぐり抜け、未知の迷宮へと足を踏み入れるのだった。



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