表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/94

大会当日



太陽が高く昇り始めた頃、バルバラの酒場の一角で、ラリーはようやく目を覚ました。彼の上半身は空になった酒樽に突っ込んだまま、まるで昨夜の惨劇を物語るかのように横たわっていた。


「う、うぅ…頭が割れそうだ…」ラリーは痛む頭を抱えながら、ぼんやりとした目で周囲を見回す。飛微草を吸った後の記憶は完全に飛んでしまっており、昨日何があったのか、全く思い出せない。


「リアナ、ダン…起きろよ…」ラリーは近くで寝ている二人を揺り起こした。リアナは床に転がりながらも、顔をしかめて頭を抱えている。ダンはというと、テーブルの下から顔を出し、苦しげに呻いていた。


「何これ…なんでこんなに気持ち悪いの…」リアナは重いまぶたを無理やり開け、部屋を見回したが、彼女も昨夜の記憶が全くなかった。


「とりあえず時間を確認しないと…」リアナがフラフラと立ち上がり、壁にかかっている時計を見ると、その針がもう大会開始直前を指していることに気づいた。


「えっ、もうこんな時間!?やばい、もう始まっちゃう!」リアナは慌てて叫び、ラリーとダンもその声で一気に現実に引き戻された。


「やべぇ!大会始まるってよ!」ラリーが焦りながら言うと、3人は慌てて体を動かし、散らばった床の中から覚醒草を探し始めた。


「くそっ、どこだよ覚醒草…!」ダンが床をかき回しながら探すと、リアナがようやく覚醒草の束を見つけ、3人に分け与えた。


「これで二日酔いを飛ばすぞ!」ラリーがそう言うと、3人は一斉に覚醒草を吸い込み、瞬時に二日酔いを吹き飛ばした。


「行くぞ!」ラリーが叫び、3人は酒場を飛び出して、大会会場に向かって全速力で走り出した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ