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大会前日



いつものように仕事をこなし、なんやかんやで日が暮れる頃、ラリーたちのもとに大会の前日がやってきた。街は大会前夜祭の雰囲気に包まれ、どこか浮足立ったような空気が漂っている。


リアナはというと、普段の合間を見つけては、新しい魔法をどんどん覚えていた。とはいえ、彼女が覚えるのはいつも役に立たなそうなものばかり。しかしその顔には、どこか満足そうな笑みが浮かんでいる。


ラリーとダンは、リアナが一生懸命覚えた魔法を軽く流しつつも、明日の大会に向けて気合いを入れるため、バルバラの酒場で一杯やることにした。


「明日は大会だし、今日はしっかり楽しんでおくか!」ラリーが笑いながら提案し、ダンもすぐに賛同した。


「そうだな、明日は俺たちが優勝する日だからな!」ダンも笑顔でジョッキを掲げる。


3人は夢物語を語り合いながら、次々と酒をあおった。リアナは自身の戦術を熱弁し、ラリーは無邪気に優勝した後の豪華な生活を思い描き、ダンはひたすら笑いながらそれを聞いていた。


やがて酒の勢いも手伝い、彼らの話はどんどん大きくなっていく。そしてラリーがふと、ポケットから何かを取り出した。


「これ、見ろよ。こいつを使ってもっと盛り上がろうぜ!」ラリーが取り出したのは、飛微草トビソウという薬草だった。


飛微草は、吸うと一時的に現実から離れた感覚を味わえる、少し危険な草だ。だが、そんなことを気にすることなく、3人は笑いながらそれを手に取った。


「これで明日への準備は万全だな!」リアナもジョーク混じりに言いながら、飛微草を吸い込み、ダンとラリーもそれに続いた。


すると、3人は次第にぼんやりとした気分に包まれ、意識が遠のいていく。そして、どこか幻想的な感覚に陥りながら、ついには全ての記憶を失ってしまった。


翌朝、3人は酒場の床で目を覚ます。何が起こったのかは覚えていないが、昨夜の騒ぎの余韻だけが残っていた。


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