夢食い
ラリー、リアナ、ダン、そしてモグモグの4人は、ダンのバッグから最後の覚醒草を取り出し、それを全員で齧った。覚醒草の効果で意識が鮮明になり、体が軽く感じられる。これで作戦を開始する準備は整った。
「行くぞ、みんな!」ラリーが力強く声をかけると、全員が頷き、一斉に行動を開始した。まずは再びフクロウを誘き出すため、村の中央に向かう。
案の定、フクロウは再び姿を現した。「また来たのか、愚か者どもが!」と嘲笑しながら、フクロウは空高く舞い上がり、強い風を巻き起こす。「お前ら何度やっても一緒だ!俺の幻覚を打ち倒すことができない限りお前達に明日はない!」
フクロウは一声大きく吠え、周囲に白い霧が満ち始めた。視界がどんどん白黒に染まり、幻覚が再び現れようとしたその時だった。
「今だ、モグモグ!」ラリーが叫ぶ。
隠れていた物陰から勢いよく飛び出してきたモグモグはドーナツのような形をした輪の体を広げる!その輪の中に霧が吸い込まれていくではないか!モグモグの「夢食い」の力が発動し、フクロウの幻覚を次々に消し去っていく。
「な…なんだと!?こんなことが…!」フクロウは驚愕の表情を浮かべ、動揺している。
その隙を見逃さなかったラリーたちは、一気に攻撃を仕掛けた。ダンは強力な爆弾を次々に投げつけ、リアナは魔法で援護しながらフクロウの動きを封じ込める。そして、ラリーは再び強力爆弾を投げつけた。
爆弾がフクロウに命中し、巨大な爆発が巻き起こる。フクロウは苦しそうに声をあげ、ついにはその姿が霧散していった。
「やったぞ!ついに…ついに勝った!」ラリーが歓声をあげ、リアナとダンもそれに応えるように拳を突き上げる。モグモグも満足そうに微笑み、仲間たちと共に勝利を喜んだ。
村には薄い光が降り注ぎカラフルな色を取り戻した。
光により壊れていた建物も直り、4人は再び勝利を確信し。喜びを分かち合うのであった。




