悪夢を倒せ
ラリー、リアナ、そしてダンの3人は、ようやく目覚めたモグモグに向き直り、フクロウとの戦いの詳細を聞き出すことにした。
「モグモグ、前にフクロウと戦った時、何があったのか教えてくれないか?」ラリーが静かに尋ねる。
モグモグは少し顔を曇らせ、思い出すようにゆっくりと話し始めた。「オイラたちの村はね、平和な魔物の村だったんだ。でもある日、突然あの巨大フクロウが現れて…」
モグモグの回想が始まる。かつて穏やかな日々を送っていた魔物たちは、ある日突如として現れた巨大なフクロウに襲われた。フクロウは恐ろしい幻覚魔法を使い、村の住民たちを脅し、支配しようとしたのだ。
「オイラは幻覚を打ち消す力を持ってるから、必死で抵抗したんだ。でも、フクロウはすっごく強くてね…。オイラには攻撃の手段がなくて、結局負けちゃったんだよ…」モグモグは悔しそうに言葉を詰まらせた。
その話を聞いたラリーたちは、静かに考え込んだ。フクロウがどれだけ強力であるかが改めて分かったが、同時にモグモグの力も大きな希望となるはずだった。
「攻撃手段がないモグモグだけではフクロウを倒すことは難しいけど、俺たちと一緒ならチャンスはあるかもしれない」とラリーは決意を固めた。
リアナもすぐに作戦を提案する。「ならば、まずフクロウを村から誘い出して幻覚を使わせる。そして、そのタイミングでモグモグに幻覚を打ち消してもらうのが一番いいわね。」
ダンもその案に賛同し、「じゃあ、爆弾を使って村の一部を破壊し続け、フクロウをおびき寄せる。それから、モグモグの力で幻覚を打ち消し、全員で一気に攻撃するんだ」と、さらなる具体的な作戦を付け加えた。
ラリーはその作戦に大きく頷き、「よし、それでいこう!モグモグ、君の力が鍵だ。俺たちに協力してくれるか?」と、モグモグに問いかけた。
モグモグは少し考えた後、目を輝かせて頷いた。「うん!オイラ、今度こそフクロウをやっつけてみせる!」
3人とモグモグは互いに力強く頷き合い、フクロウとの再戦に向けて準備を整え始めた。今度こそ、悪夢を打ち破り、平和を取り戻すために…。




