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出口は何処なんだ



ラリー達が村長の家に足を踏み入れると、まるで時間が止まったかのように静かな室内が広がっていた。普段は魔物たちの賑やかな声が響く村の中心にある家とは思えないほど、不気味な雰囲気が漂っている。


「なんか、嫌な感じだな…」ラリーが辺りを見回しながら低く呟いた。


「うん、何か隠されてる気がするわ」リアナも同意し、身構える。ダンは無言で周囲を警戒しながら進んでいく。


すると、家の奥からかすかな音が聞こえてきた。


「…誰かいるのか?」ラリーが声をかけるが、返事はない。3人はその音のする方へ慎重に歩を進めた。


奥の部屋に入ると、そこには大きなフクロウのような姿をした村長が、白い眼鏡をかけたまま机に座っていた。まるで動かない彫像のようにじっとしているが、その目はかすかに光りを宿している。


「村長…?」リアナが恐る恐る声をかける。しかし、村長は反応しない。ラリーがさらに一歩近づくと、突然村長の目がゆっくりと開き、冷たい声が響いた。


「お前たち…何故ここに来たのか?」その声はどこか疲れた様子だったが、同時に威厳を感じさせる。


「俺たちはこの村から出ようとしたんだが、何度も門をくぐっても戻されちまうんだ。お前、何か知ってるんだろ?」ラリーが真っ直ぐに村長を見据えて問いかけた。


村長はしばらく沈黙した後、重々しく口を開いた。「この村は…呪われている。外に出ることはできない。お前たちがこの村に迷い込んだのは偶然ではない…」


「呪い?」リアナが驚いた声を上げた。「それって、どういうことなの?」


「この村には古い魔法がかけられている。この地に足を踏み入れた者は、二度と出ることは許されない。お前たちもその例外ではない…」村長は静かに言った。


「そんなの…冗談だろ?」ラリーは苛立ちを見せながら、村長に詰め寄った。「俺たちはこんなところで一生過ごすつもりはない。どうすれば呪いを解けるんだ?」


村長は深いため息をつき、「その答えは、村の中心にある。お前たちが探しているものは、この村の本当の姿だ。それを見つけることができれば、呪いを解く道が開けるかもしれん」と静かに告げた。


ラリーは眉をひそめながら「本当の姿って、何のことだ?」とさらに問いただすが、村長はそれ以上何も言わなかった。ただ、ラリー達を見つめるだけだった。


「くそ…手がかりが少なすぎるな」ラリーは頭を掻きながら振り返る。「でも、他に手がかりもねぇし、やるしかねぇか。」


リアナが不安そうに村長を一瞥しつつも、「この村の中心…そこに何かが隠されてるってことよね?」と言いながら、ラリーの隣に立つ。


「まぁ、やってみるしかないだろう。俺たちでこの呪いを解いてやろうぜ」ラリーは気を引き締め、ダンとリアナに頷いた。


こうして、ラリー達は村の中心に隠された「本当の姿」を探すため、再び行動を開始することになった。謎が深まる中、果たして彼らは呪いを解く方法を見つけ出すことができるのか…。

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