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大樹海の異変


バルバラの店は街の中心部に位置し、賑やかな通りに面している。店の外にはいつも活気に満ちた声が響き渡り、焼き魚の香ばしい匂いが通りを漂っていた。店内は、木の温もりが感じられる落ち着いた空間で、常連客たちの笑い声が絶えない、まさにラリーたちの憩いの場所だった。


今日も変わらず、ラリー、リアナ、そしてダンは、バルバラの用意したビールを片手に、まったりとしたひとときを楽しんでいた。


「ラリー、また薬草吸ってるの?」とリアナが眉をひそめながら言うと、ラリーはにっこりと笑いながら返事をした。「たまにはこんなのもいいじゃないか。お酒のつまみにぴったりだしな。」


そのとき、カウンター扉をカラリと開き、バルバラが近づいて来た、彼女は片手に紙を持ち、その顔にはいつもとは違う真剣な表情が浮かんでいた。「おい、ラリーたち、ちょっと話があるの。」


ラリーたちはその様子に気付き、すぐに興味津々で彼女に耳を傾けた。「どうした、バルバラ?何か大事な話か?」


「実は、アリスから依頼が来てるのよ。」バルバラが言うと、ラリーたちは一斉に顔を向けた。アリスとは、彼らの信頼する仲間であり、今や街の発展に大きく貢献している存在だった。「東の大樹海の入り口付近で、妙な魔獣が出没しているらしいの。騎士団を通じて、アリスから頼まれたわけ。」


ラリーは興味津々に目を輝かせ、「魔獣か。面白そうだな。よし、さっそく行ってみよう!」と応じた。


リアナは少し心配そうな顔で言った。「でも、また危ないことになるかもしれないし、ちゃんと準備してから行かないと。心配だなぁ…」


ダンはすでに準備を整え始めていた。彼のバッグから缶ビールを取り出し、「飲みながら行こうぜ。冒険は楽しむもんだろ。」と自分の意見を述べた。


結局、ラリーたちは薬草数種類と缶ビール6缶を持って、東の大樹海の入り口を目指すことに決めた。彼らの前には、霧に包まれた森の奥深くへと続く道が広がっていた。

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