058 2025年9月現在、どこでポータルの審査が行われているのだろう
この週末、+Delta Campaign: Fields の最後の追い込みやセカンドサンデーの活動を行った方も多いのではないかと思います。
かくいう私もその一人でした。
で、その活動中に何箇所か不適格ポータルを発見したので、スキャナから申告しました。
その時点では私の認識はあたらしいポータル審査の仕組みであるReconははじまっておらず、いつはじまるかの正式なアナウンスもない、というものでした。
にもかかわらず、申告したその日のうちに「否認」の回答が返ってきました。
いつの間にポータル審査がはじまったのかと訝りながら、改めて、NianticSPATIALのReconのサイトにアクセスしてみました。結果は以前のエピソードで書いたように「Stand by, Scout. Your mission will begin soon.」という文字列だけで審査システムにログインできるようなリンクはありませんでした。
否認メールの下の方には「HELP CENTER」「PRIVACY POLICY」「TERMS OF SERVICE」の三つのリンクがありましたが、それらのリンク先にも審査システムにログインできるようなリンクはありませんでした。
例えば、「HELP CENTER」には「How can I access Niantic Recon?」という項目がありましたが、そのリンク先は更新日が100日以上前の文書でレベル8以上のエージェントはアクセスできると書いてありますが、実際にどうやってアクセスすればよいかという文言もログインページへのリンクもありません。
ポータル審査システムは正式にはスタートしていないと考えざるを得ません。
じゃあ、一体、誰が、どこでポータルの審査をして、否認のメールを返してきたのでしょうか。
可能性として考えられるのが、正式リリース前のβ版として運営から指名されたテストユーザが正式版とは異なるアドレスから審査システムに接続して一般エージェントから送られてきた申告を使ってテスト運用している、というものです。
ありそうな話ですが、でも、これはこれで妙なんですよ。普通、本番ローンチ前の運用テストで本物のデータを使うか? さらに言うと申告者にメールを返すか? というところに引っかかるんです。
じゃあ、なんだ? と言うと答えに困るんですよね。
すっきりしないんですよ、こういうの。
本番ローンチしてないならエージェントからの申告を変に審査しないでローンチまで貯めておいてほしい。
運用テストに本番データを使ってもいいけど、それを実際にエージェントに見える形で使わないでほしい。
ちなみに私が申告した不適格ポータルは「交番」とか「船でしか行けない港の沖の防波堤の灯台」とか「個人の家の庭にある祠」といったものです。
どこをどう押せばこれが適格だと言えるのか。テスト運用だから何も考えずに「何でも通し」しているなら良いんですけどね。
しかしまあ、Wayfarerから別れて新しいポータル審査の仕組みができると聞いたとき、不適格ポータルが減ると期待したのですが、この分じゃあどうかな。
今回は以上です。




