044 ポータルのメニューが復活しているけれど
昨日だったか、一昨日だったかに気がついたのですが、「039 移行中なんですね」で無効化されていると書いたスキャナ上で開いたポータルのメニューの「名前を編集」「写真を追加」「位置情報を編集」「説明の追加と編集」が復活していました。
とは言え、まだWayfarerの代わりの審査システムについてのアナウンスはありませんので、ここで各メニューから申告した内容は新しい審査システムがローンチされるまでは貯めておかれるのだと思います。
新しい審査システムのインターフェースがどんなものになっても、(よほど使いにくいものでなければ)それは見慣れていない所為もあるので、慣れればいいのですが、問題は審査の基準です。
ここではっきりさせておきますが、私はWayfarerのポータルとして採用するかどうかの基準はそれ自体は悪いものでは無かったと思っています。
問題は審査にあたってその基準を意図的に無視しても何もペナルティーがないこと。そして一旦ライブしてしまったポータルを無効化するのがとんでもなく難しいということ。
この二点につきると思います。とくに基準を守るも無視するも審査する一般ユーザに丸投げな点がいただけません。
これに対しては例えば、ある人が基準に合致しているとしたポータルがライブした後、そのポータルに対してどれだけ無効であるとの申告や修正が必要との申告があったかのスコアをつけて、審査者としてふさわしいかどうかの基準にするとかの方法もあると思います。まあ、これも逆に無効の申告や修正の申告を組織的に大量に行って正しい審査をする人を排除する事もできてしまうので、必ずしも有効な方法とは言えませんが。
そのあたりを考えると、やっぱり、一番良いのは恣意的に判断する可能性がある「人」を関与させないこと、でしょうね。
今すぐには難しいかも知れませんが、ポータルとしてノミネートされたものがポータルとしてふさわしいか、既にライブしているポータルが基準に合致しているかは「人」ではなく「システム」または「AI」に判断させるべきでしょうね。
Nianticさんがゲーム会社としてではなく、「Niantic Spatial Platform」を提供するデベロッパーとして発展するためには正しい位置に正しいオブジェクトがある必要があります。ゲームのプレイヤーの都合でねじ曲げられた情報はビジネスには有害でしかありません。
この辺り、なるべく早く手を打って欲しいなと思います。
今回はここまでです。