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ある時分、また新たに職場を変えたが、
その職を続けても僕は胃痛に、ならなかった。
それで現在に至る。
僕は平日、そのまま働き続けて、
その会社は完全週休二日制だったので、
仕事が休みな時は昔から、
描き続けているイラストをひたすら、
描きまくっていた。
僕はイラストを描いている時こそ、
至福の時間で大分、昔から描いていたのでアパートの自室には、それらの作品がストックされていた。
時代は常に変化している…。
ツイッター、というのが世に現れ僕は、お気に入りの己の作品をツイッターで披露していた。
だが、まず、
『見知らぬ人』からの書き込みは無かった。
本当に無いのである。
「上手い!」
「迫力がある!!」等と、
僕の投稿に書き込んでくれるのは、
今も、たまに電話する大学時代からの友人である橋本 啓介だけだった。
僕は歳を重ねるほど交遊関係が、
ものの見事に少なくなり、もはや職場以外では橋本しか交遊する人が、いなくなっていた…。