告白
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水族館デートを終え、2人で手を繋いで駅まで行く。
お互い少しぎこちなく笑い合いながら、別れの時間が来てしまう。
ちゃんと告白できていないということもあり、改めて伝えようと思って「ねぇ、莉理」と言った瞬間、「ダメですよ」と言われてしまう。
「...え?」
「それはダメです」
「ダメって...」
「私、結構前から気になってたんですよ。佐藤さんのこと。けど、兄から色々聞いてて...元彼女さんのこととか」
「...え?それって...」
「ちゃんと話を最後まで聞いてください」
「...」
「ほら、兄の引っ越しを手伝った日...初めて会って...写真とかでは見てたんですけど、やっぱ実物見ると好きなタイプの人だなーって。雰囲気とか」
「...」
「けど、周りにはめっちゃ美人さんばっかりらしいし、中学の同級生の人ととかも居て...あー、絶対私じゃ勝てないなーって思ってました」
「...」
「だけど、こうやって2人で水族館に来てくれて...すごく嬉しかったです」
「...」
「だから、佐藤さんから告白されるのは嫌なんです」
「...」
思わず目を見開いてしまう。
「ちゃんと、私から言わせてください。佐藤さん。ううん。大河さん。私と付き合ってください。私を...幸せにしてください」
「...うん」
こうして、もう一度唇を交わした。
◇◆◇1ヶ月後
「おはようございます!大河さん!」
「...朝早いな...」
「仕方ないじゃないですかー。私は高校生ですよ?朝はこれぐらい早くじゃないと学校に遅刻しちゃいますし。来年になったらもっとゆっくり出来ますから!」
時計を見るとAM5:00。
「...朝から騒がしいなぁ...」と、果南も起きてくる。
「あ、果南ちゃん!おはよ!」
「...莉理は朝から元気だね...」と、あくびをしながらトイレに入っていく。
その様子を見届けた瞬間、抱きついてキスをしてくる。
「ちょっ//」
「果南ちゃんに見られたら怒られちゃいますからね」と、イタズラに笑う。
いつの間にこんな女の子になってしまったのだか...。
「それじゃあ朝ごはん作っておきますね!てか、そろそろ合鍵くれてもいいですよ?朝起こすの申し訳ないですし」
「別に毎朝来なくてもいいのに...」
「ダメです。大河さんも果南ちゃんもほっといたら菓子パンとかで済ませそうだしー。ちゃんと栄養取らないとダメですよ」
「...まぁ確かに」
果南も最初こそご飯作っていたが、段々面倒になったのか、最近はコンビニのおにぎりとかになることが多かった。
「どうせ私も食べるのでついでですから」
「...って言ってもこんなに朝早くからは...寝不足になってない?大丈夫?」
「はい!夜の寝るの早いですから!あっ、大河さんの家に泊めてくれたら一番嬉しいんですけどねー」と、チラチラ見てくる。
「まぁ...俺はいいけど。御坂部が心配するだろ」
「兄はどうでもいいので大丈夫です」
「じゃあ...今度ね?」
「はい!絶対ですよ!」




