水族館デート
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「今日は気合い入れちゃいました!」
「うん。可愛いと思う」
「...//そうですかね...//」
俺が待ち合わせしていたのは莉理ちゃんだった。
「よし、いこっか」
「今日はどこに行くんですかー?」
「水族館に行こうかなと」
「おー。いいですねー。小さい時以来行ってないので楽しみです」と、可愛らしい笑顔を浮かべる。
「...うん。俺も楽しみ」
地下鉄を乗り継いで目的地の水族館に到着したものの、なかなかの混みようであった。
「流石に土日は混んでるなー」
「ですね!さて、何から見ましょうかー。あっ、亀だ!でっかーい!」と、楽しそうに笑う。
「おぉ、本当だ。でっかいね」
すると、俺の下半身を見つめる。
「佐藤さんの亀さんは大きいですかぁ?」と、クスクスと笑いながら聞いてくる。
「...残念ながら小さいよ」
「そうなんですか?それは嬉しいです」
「...いいよ...お世辞は」
「お世辞?いや...私したことないので。普通に大きいのは痛そうなので嫌です」
「...そういうものなのかな」
「はい!すくなくても私は小さい方が安心できます!自信持ってください!」
「...小さいことに自信は持てないのよ」
「あっ、ペンギンちゃんいますよ!あっ、かわいい!!ペンギンってちょーあざといですよねー。見た目も可愛いのに歩き方もあざといっていうか...最強のぶりっ子動物だと思うんですよね」
「...不名誉だな」
「そうですか?でも可愛いおかげでここで楽しく生活できてるわけですし。良くないですか?」
「どうだろうなー。そこはペンギンに聞いてみないと」
すると、水槽に耳を当てる。
「ふむふむ。『嬉しいペン!』っていってますね」
「ペンギンの声が聞こえるんかい」
「はい!前世がペンギンだったので!」
そんなノリを挟みながら次はイルカショーに向かう。
「イルカも可愛いですよねー。頭いいですし、顔可愛いし、なんかツルツルだし。いつか飼ってみたいです」
「それならでかい家とでかいプールを建てないとだな」
「ですねー。頑張って貯めましょうね?2人で」
「...マイホームのためってより、イルカのためって考えるとやる気無くなりそうだけどな」
「おっ、佐藤さん!水族館プリクラあるらしいですよ!撮りましょ撮りましょ!」
「...すごいプリクラだこと」
水族館らしく、海の中っぽい写真だったり、スキューバーダイビングっぽいスタンプを使ったりと、なかなか凝っているプリクラだった。
そして最後のプリクラ。
『最後は手を繋ぎましょう。では3.2.1』
その合図とともに莉理ちゃんは俺の頬にキスをした。
「...えっ」
「いい写真、撮れましたかね?」といった笑顔は、どんな動物より可愛かった。




