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帰る1人と遊びにくる2人

【YouTubeで動画投稿してます!是非見ていただけると幸いです!】

https://www.youtube.com/@user-le5ks7tn7k

 翌朝、やや体を痛めながら目を覚ます。



 そうだ。ソファで寝てたんだった...。



 ノソノソと体を起こしながらベッドを見に行くと、お腹を出して大の字で寝ている寝屋川さんの姿がそこにあった。



「...マジかよ」という言葉が素直に漏れた。




 結局寝屋川さんが起きたのは昼過ぎのことだった。



 何をするわけでもなく、果南と二人でテレビを見ていると、頭をわしゃわしゃと掻きむしりながら部屋から出て来る。



「...あれぇ?佐藤じゃん」



 この反応から察するに記憶はないようだ。



「覚えてる?昨日のこと」



「あー...なんとなく。覚えているような...いないような」



 そうして一通り説明するが、あくびをしており、あんまり聞いてなさそうである。



「それでおれんちに泊まりに来たわけ」



「...ふーん。へんなのー。あー帰るのダル。佐藤家まで送ってよー」



「...仕方ないなぁ」と、渋々了承し寝屋川さんを家まで送り届けたのだが...。

彼女の家はボロボロの木造アパートであった。



「...ボロボロじゃん」



「まぁねー。でもこのボロさがいい味出してんのよー」と言いながら手を振って「あんがとねー」と言いながら帰って行った。

嵐のやつな人だ。



 そして家に帰ると、果南が抱きついて来る。



「おい」



「おにぃちゃん注入。最近二人きりになることないからさ。やっぱ補給しないと。お兄ちゃんからしか得られないようってあるから」



「ねーよ。暑いからやめてくれよ」



「あーひど。もーしらないー」



 すると、インターホンが鳴る。



「果南出てきてー」



「えー。なんですぐぱしらせるからなー」と愚痴りながらも、玄関に行くとなんだかわちゃわちゃ聞こえて来る。



 何してんだ?と思いながら覗きに行くと、そこには奏美と千夏さんが立っていた。



「...何しにきたん?」



「暇つぶしに。てか、この3人で集まるの久々じゃない?」



「確かにそうだねー。最近みんな忙しいしなー。てことで、罰ゲームありのトランプやろー」と、勝負を仕掛けてきたのは千夏さんだった。



「...罰ゲームって?」



「題して、『トランプ拳』!」



「何それ?」



「普通に野球拳のトランプバージョン」



 ...え?



「いいですよ!受けてたちますよ!」と、ノリノリの果南といいよ、やろうと結構やる気の奏美。



 そして、嫌々な俺。



 よし、結論から話すとしよう。

この中の二人が見るも無惨な姿になったことだけは伝えておこう。



「てか、二人は何しにきたの?」



「暇だったからなんかしようかなーってなって、折角なら大河の家に遊びにいこーってなって、そんな感じ?」



「...どんな感じだよ」



「いいじゃんいいじゃん。細かいことは。こうやってこの中の一人がスッポンポンになるの見れるんだよ?最高じゃん」



「そこまでやるのかよ!てか、それなるの多分俺だろ...」


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