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第18話 それぞれの動向

【YouTubeで動画投稿してます!是非見ていただけると幸いです!】

https://www.youtube.com/@user-le5ks7tn7k

 –––––––– 一宮千夏



「紗希〜。時間ある〜?」



「...何?急に」



「ね、大河くんってどういう感じの女の子が好きだと思う?」



「...何その質問」



「いや、気になったから。それとも何か?わたしには教えたくないのか!」



「教えたくない。一つ言えることはお姉ちゃんとは性格が合わないってこと。劇的にね。好きな女の子のタイプは教えないけど、そういう適当な人間は嫌いだってことは教えてあげる」



「そっかー。相変わらずわたしに厳しいなー」



 –––––––––––– 藍川奏美



「...結構引くわ。いや、だいぶ引くわ。ないわ」



「...」



 弁解の余地もない。



 時間は数分前に起きた。



「ねー、同窓会行くの?」と、奏美が俺のベッドの上でぐーたらしながらそんなことを聞いてくる。



「...どうしようかなー。一応行くつもりではあるけど...ぶっちゃけると結構だるい。奏美はどう考えてんの?」



「だよねー。分かる。だから、大河が行くなら行くし、大河が行かないなら行かないかなーって感じ」



「会場ってどこだって」



「なんか旅館でやるって話じゃなかった?」



「うへー。お金かかりそう」



「それが誰かの知り合いの旅館らしくて、結構負けてくれるんだって」



「ふーん?何て旅館?」



「確か...あーこれこれ。検索したら出てきた」と、俺はスマホの画面を奏美に見せる。



 すると、じーっとスマホを眺めてくる。



「もしかして行ったことあった?」



「...」



「おい。何とか言えよ」



「ねぇ、大河。『彼女なら!彼氏のち○ぽ当ててみろ!!』って何?」



「...は?」



「タブにいるんだけど」



 俺は急いでスマホをみる。


 すると、どうやら親指が右下にあるタブを表示する四角いボタンをおしてしまったようで、タブに残っていたエロ動画の情報をまざまざと奏美に見せてしまったのだ。



「...もしかして、彼女寝取られてそういうのに目覚めたの?」



「いやちげーよ!これはその...目に入ったからたまたま押しただけで...」



「タマタマが押した?何?あんたのタマタマには意思があるの?」



「尿管結石じゃないから石はないぞ。もちろん意思も。そうじゃなくて、これは本当にそういうのじゃないから...」



「...結構引くわ。いや、だいぶ引くわ。ないわ」



「...」



 弁解の余地もない。



 そして、現在に戻る。



「それで?結局行くの?それともイク?」



「...うっさい。うーん...まぁ、行くよ」



「そっか。じゃあわたしも行こう」



 こうして俺たちは同窓会に行くことが決定した。



 ––––––––––– 佐藤 果南



「おにいちゃん。最近うちで色んな女の子と遊びすぎじゃない?」



「...そうか?」



「そう。絶対そう。わたしに全然かまってくれないし」



「そんなことはないだろ。今だってこうして話してるし」



「そうだけど...果南はもう少し一緒にいたいの」



「お、おう。まぁできるだけ遊ぶのを控えるよ」



「はい。そうしてください。ヤリチン兄」



「やってーよ。やめろよ」



「寝取りAV見てるくせに」



「おま!?奏美から聞いたのか!?」



「そう。サイテーだね。超キモい」



「...だからそういうのじゃないんだって...」



「そこは妹ものの凌辱系とか見ればいいのに...」



「たまに見るぞ」



「!?!?!?////馬鹿じゃないの!?////」



「別に果南にそういうことしたいわけじゃないよ。あくまで作品としてな」



 こうして全員が動き出す。

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