元騎士、チェルシーとクエストに出かける
この子とも叡智やります!!
「ふ、待たせたな、覚悟はいいかしら?」
「よし、いいぞ、チェルシー!」
詠唱完了まで前で魔物の気を引いてた彼に魔法を放つと忠告するチェルシー。
彼女の忠告に肯定の意を示すエクティス。
「紅殺爆裂疾風弾!!!」
「へ?いや、ちょ、おま、あッッッッッ!!?!」
「ふふ………どうよこの威力………伊達にゴールドアイズと……あれ、エクス、返事しなさいよ………?」
彼女は黒色と紅が混ざり合った魔弾を放つ、紅炎の帯を纏いながら黒炎の弾は魔物に着弾したと思ったら、魔物の周囲に炎を撒き散らし、トドメに爆裂しだす。
もちろん近くにいたエクティスも黒焦げになっていた。
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「チェルシーさ、ゴブリン相手にあれはオーバーキルすぎるだろ、ただのファイアーボールぐらいでいいんだよ、なんで俺、粉砕されて玉砕されて喝采を浴びなきゃいけないんだよ」
「いや、人間ってあれでしょ?、使わなくてもいい場面でもやけに高火力な技を使うと喜ぶんでしょ?」
「なわけねぇだろ、お前が回復魔術使えなかったら死んでたぞ俺」
「もう、うっさいな〜助かったんだからいいじゃない、終わった事をピーピー、大の大人が情けないわよ」
「あんなアホな理由で殺されて納得いくやつの方が頭いかれてると思いますよ」
「はいはい、とっとと解体やっちゃう…………
あっ………」
「うん?…………ああ、そりゃ消し炭でしょうね」
ゴブリンの死体は焼け焦げた炭になっていた。
「ふっ、私の力が強すぎたようね…………」
「………もう俺帰っていいですか?」
「え!!?ちょ、ちょっと待ってよ、つ、次から言う通りにするから………」
「え〜また魔物ごと吹っ飛ばされたらたまらないしな〜」
「ご、ごめん、なさい」
エクティスの胸に寄りかかってきて上目遣いで頼んでくる、黄金の瞳は涙とともに光を反射し輝く。
少女の美しさと幻想的な光景にしばし惚けるエクティス。
「………あ、えーと、わかった、わかったから離れてくれ」
頬をかきながらチェルシーに言うエクティス。
「え?…………キャッ!!い、今の、あれよ、その、そういうじゃないんだからね!!」
「……勘違いしないから大声で叫ばんでくれ………」
赤面しつつエクティスから離れ、大声かつ口早に叫ぶチェルシー、彼は耳に塞ぎながら呟く。
もっと抱きつけオラァァ!!




