元騎士、驚愕
アイが可愛すぎて辛い
「そういえばアイはあの後何年間放浪してたの?」
「…………わからない…………ここ数年は記憶が混濁してるの…………」
「…………なるほど…………壊れる寸前までいったからね………少し記憶喪失気味なのか…」
リコイルとアイの会話を聞いてるエクティス、不意に気づいた事実を確認する。
「あれ?…リコ………アイは何歳くらいに施設を出たんだ?」
「うん?………そうね………14歳くらいかしら?」
「それって何年前だ?」
「えーと………5、6年前………」
「って事はアイって年上だったのか!?!?」
「………………記憶が途切れ途切れだったから自分の年齢がわからなかったごめん…………」
新事実に驚くエクティス、アイはバツが悪そうに謝罪する。
「で、でも、なんか幼くないか?」
「実験の影響で成長が止まっちゃったみたい」
「ま、まじか〜、あ、だから、あんなに上手かったのかな?」
「……………嫌いになった?」
リコイルと話しているエクティス、そんな彼に不安げに上目遣いで聞いてくるアイ。
「へ?い、いや、見た目は子供なのに中身は大人ってエロいし…………むしろ惚れ直したぜ!」
「……………そう…………」
自身の正直な感想をアイに言うエクティス、少し恥ずかしげに顔を晒しながら首肯するアイ。
「またアイとイチャイチャしおって、師匠は〜」
そんな二人に拗ねるような声を出す牡丹、そんな彼女に焦りを浮かべるエクティス。
「は!!!?い、いや違うんだよボタンさん」
「まぁ……今日拙者を愛してくれれば許してやるでござる♡」
「え?も、もうボタンは〜」
「………じゃあ交代で楽しもう………」
三人でイチャイチャを見ている、リコイルが一つ呟く。
「…………アイが幸せそうなのは良い事だけど…ちょっと羨ましいな………」
アイ可愛い




