元騎士、圧倒的な虐殺劇を傍観する
アイちゃん厨二スギィ!!!
『キサマ、ソノチカラ、ワレラトドウルイカ?』
「…………そうだよ…貴方と同じところで生まれたバケモノ……………だからこそ…………止めるのは私の仕事だと思ってたけど…………気が変わった………個人的で自分勝手な理由でお前を滅ぼす」
『ナニ?』
「殺して潰して解体し尽くして、壊して崩して分解してやる」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
大鬼とアイの戦闘はもう戦いとすら呼べなかった。
一方的で圧倒的で絶対的な虐殺劇、それはさながらさっきのエクティスと大鬼の戦いを模してるよう。
それも当たり前、当てたら致命傷になる一撃を持っている同士で一方だけが小回りのきく視認すら不可能な機動力を持っていたら、こうなるだろう。
大鬼の猛攻を冷静に、淡々と、無感動にかわし、できた隙に鋼鉄製の剣、斧、槍、棍棒、ありとあらゆる武器を体から生やしては叩きつけていく。
効率や合理性を無視して自身の武器をありったけ出しては押し付け、大鬼の体は、斬られ、潰されて、貫かれていく。
焦った大鬼は後ろに大きくバックステップ、距離を取る。
アイはそんな相手を感情を感じさせない瞳で貫いて、忠告する。
「………貴方じゃ私に勝てない………逃げたくなったら言って………見逃してあげる………」
『ハッ、ソウイッテウシロカラウチヌクツモリダロ?、ワレラニンゲンノキョウイヲニガスハズガナイ』
「…………一つ勘違いしてるね、私は人間のために戦ってるんじゃないし天使でもなければ悪魔でもない、大事な人以外がどうなろうが、どうでもいいよ………」
『………ナルホドナ、シカシニゲルヒツヨウハナクナッタヨウダ……』
「………ッッッッッ?!??」
死体に紛れていた、狼鬼がアイの足を掴み、動かないようにしてくる、それに気づくも、次の瞬間にはいつのまにか寄ってきた狼鬼達は剣を、大鬼は棍棒剣を振りかぶっていた。
『シネ!!!』
「発疹皮膚武器全開、武器魔硬化工程完了、歪・鉄屑針鼠」
喉の奥から絞り出す、瞬間、彼女の全身からあらゆる武器が噴出する。
止まりきれない狼鬼達は串刺しになり絶命、驚愕した大鬼は一旦下がる、しかし、それは考える限り最低最悪手だった。
「対象補足、全武装砲門、銃口全開、一斉放射!!!」
噴出したあらゆる武器を放射していき、それに混じって砲弾も飛んでいく、多くは大鬼に集中砲火するが、余った過剰な分は周りの狼鬼達に致命的な死をプレゼントする。
その一斉射撃が西門防衛戦の幕を下ろした。
厨二用語大好き




