一つの世界
君が今
こうして
一瞬の幸せを
得ることで
誰かがどこかで
泣いているかもしれない
それは、
人
動物
植物
地球
一瞬の幸せが
永久の絶望を
生み出しているかも
しれない
これから
この世界に辿り着く
小さな命
その未来
誰が守る―?
その手でその声で
何をしてきた?
それは
破壊
空気が人を殺した
水が人を殺した
光が人を殺した
違う
人間が人間を殺した
人間だけじゃない
草も
木も
花も
魚も
動物達も
人間の幸せが
たくさんの命を奪った
人間のわがままが
この星を滅ぼす
それはもう
始まっている
想像出来ますか?
光のない世界
崩れゆく大地
沈みゆく世界
草木も育たない大地で
君は何を思う?
滅びゆく星の運命に
抗うことも出来ずに
ただ途方に暮れている
そんな
未来の子ども達の運命を
君は、想像出来ますか?
誰が守る?
小さな命
その未来
きっと守れない
未来も
命も
地球も
道端に咲く
小さな花でさえも
僕らは無力
愛を唱い
光を求め
夢を追う
遠くない未来で
滅びゆく世界で
君は何を夢みる?
僕らは今、
まだ何も知らない
子ども達の未来を
笑顔を
光を
壊している
破滅の音が君には
聞こえませんか?
それは静かに確実に
迫ってきている
僕らに
未来の子ども達に
無責任な大人達の
犠牲となって
僕らは滅んでゆく
絶望しか知らない子ども達に愛を伝えられますか?
夢を与えられますか?
子どもは大人を
愛せますか?
僕らはきっと守れない
小さな命
その未来
でも守る
それが使命
彼らの未来を奪った償い
無力な僕らは
涙を流す
明日はここに
来てくれますか?
その手でその声で
君は未来を守れますか?
なんだかまとまりのない文章になってしまいました。すみません……。この詩が一人でも多くの方の心に届くことを願っています。