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来ました、異世界、そして、相棒

わーい、イメージ浮かんでんのに絵心なくて絵が描けないよーwwww

………練習あるのみ!!!!!

あっシンセイ・モナカです。

シンセイでもモナカでも好きなほうで読んでくださいね~


                      ※※※※

せかいはかみさまにつくられた。ほんとうにそうだろうか。かみさまなんてほんとうにいるのだろうか。

わたしのぎもんをみんなはあざけりわらう。『きみもわたしたちも、そのかみさまなんだ』と

そっか、そうなんだ。

じゃあはじめてつくられたせかいはどれですか。

『………………………………』

そのせかいをつくったのはだれですか。

『………………………………』

…かみさまは、なににつくられたのですか。

『………………………………』

ことばはかえってこない。おしえてくれない。いや、わからないのだ。

ぜんちぜんのうとうたわれたかみでさえも。

……なーんだ、かみさまでもうそをつくのか。

そう、そのじじつをしった。

そうか、ならばわたしはちかおう。なにに?なんでもいい。


「はじまりのものがたりをわたしがみつけだそう。」


このせかいが、かみすらもふくめたこのそうだいな、かのうせいあふれるせかいがどうやってできたのかを。

「はじまりのものがたりをしるまで、しねないな。ふふ」


                      ※※※※


「…い……ん……にい……ん」

遠くで声が聞こえた。

「にいちゃん!!!」

「うわっ!!!!!」

めちゃくちゃ近かった!

「おぉ!やっと起きたなにいちゃん!!」

豪快な声が起きたばかりの僕の頭に、容赦なく降り注ぐ。

にやにやと笑うおじさん、(いやおっちゃんというほうがふさわしいだろう)が目の前にいた。

「え……誰…………ですか。」

「あん?誰ったってにいちゃんとおれぁいま会ったばかりだかんな~強いて言うなら船の同乗者ってとこだな。しかしにいちゃん、変わった服着てるな」

船?もちろんそんなものに乗った記憶はなかった。

見回すと確かにそこは船のようで潮のにおいもする。…デッキというところだろうか、そこのベンチでねむっていたらしい。

(何が起きてるんだ?)

「おっ……じさん悪いんですけど、ちょっと頭の整理させてください」

「ん?ああそんなン全然いいがもうちょっとで着くぞ」

「へっ?どこに?」

…変な声が出てしまった。

「は?どこって、この船の行き先はあそこしかねーだろ。」

そう言っておっちゃんは景色の見える場所に歩いていく。僕はすぐ立ち上がり、おっちゃんのあとを追いかける。

「ほら!もうそこだ!!世界の中心の国、クリスタリア王国だ」


そこに見えたものは、絵画のようなそんなけしきだった。

朝日に照らされた街は綺麗以外の言葉では表せない、というか僕の語彙力がないのが問題なのだが。。。


「綺麗だ……」

思わず口からこぼれてしまっていた。

その街を見ていると、何を考えていたか忘れてしまうほど綺麗で街の奥では…

「城か…」

「あぁそうだな。やっと朝日が城を照らせるほどのぼってきたな!うむ!!見事だ!!!」

おっちゃんが満面の笑みでそういう。白亜の城。……中世ヨーロッパ、そんな感じだ。

「…お決まりだよな」

僕はデッキの手すりに肘をつきため息をつく。

『景色に見とれた』と『マジか……』の意を込めたため息を。


(思い出した…そういえば僕、神様の出世のために異世界に来たんだっけ。ってことは)

「流れ的に、イロハとクリス何とか王国の連絡船かな……」

「なんだにいちゃん?今乗ってる船のこと忘れちまってたのか?」

「あっいや。寝起きで頭混乱してて、今やっと思いだしました。」

「そうか、よかったよかった。…っとそういえば、にいちゃん。相棒は起こさなくていいのか?」

えっ……?

「相棒って?」

「まーだ寝ぼけてんのか?お前の隣で寝てたお前と瓜二つのにいちゃんだよ。双子とかそんなんじゃねーのか?」

はい……?僕一人っ子ですけど…?そもそも隣に人いたっけ………?

おっちゃんが指をさす方向。確かに僕が歩いてきたほうを指している。周りを見たときは人まで意識できず、見逃していたのか?

恐る恐る振り向くと…

……………そこには毛布にくるまった何かがいた。

(…………気づくはずがねぇー)

「ほら起こしてやれや!もう着くぜ!俺は降りる準備しに中はいるからなーー!」

「あっ!起こしていただいてありがとうございました!」

おっちゃんはグッと親指を立ていい笑顔で去っていった。

また降りるときにでも会えるだろう。

(さて問題はこいつだ…!)

おっちゃん曰く、僕と瓜二つのにいちゃん。今は毛布をかぶり確認できないが、いや!確認せねば!!

「……でも、ドッペルゲンガーを見ると死ぬって言われてるから」

露骨な時間稼ぎだ。

「…この時間稼ぎ意味なくね?あーーーーやけだ!!!起きろ瓜二つやろーーー!!!!!」

僕はいきおいよく毛布を引っぺがした!!!

そして出てきた。本当に僕と瓜二つ。輪郭も髪の色も今着ているおっちゃんが変わった服といったパーカーもすべて。

「…マジ……かよ…………」

(はは…人形だったりして……)

「…………ぅぅぅうううううあああああ目がーーー目がーーー!!!!」

(……ちがうかったわ。…というか声まで一緒か)

「うあーーー俺に闇をーー!!!俺に闇をくれーーー!」

……なんか見苦しくなった。

「僕の姿で変なこと言わないでください!!」

瓜二つやろー、略して瓜やろーがうごきを止めた。そして僕に向かってこう言い放った_____

「何言ってやがるこれは俺だけの姿だ!よく見て言いやがれバ―」

こっちを振り向き、バカと言い切る前に僕の冷ややかな目を見て静止した。

「…は?なんでだよ。なんで俺とおんなじ姿のやつがいるわけ…?」

「それ僕が聞きたい。………とりあえず起きてくれ。もう船が着く話をするのは降りてからにしよう」

「は?船?俺は船に乗ったつもりはねーぞ」

「僕に言うな。僕だって乗った記憶はない。それから初対面のやつに強気でガツガツ行くのやめてくれお前の悪い癖だぞ」

「は?なんでお前に言われねーといけないんだよ」

「……はー。そろそろ気づけよ」


さっきの瓜やろーの発言で僕はきづいてしまった。

(とりあえず降りてからこいつと話をして答え合わせだな)


さっき見ていた町がすぐそこまで来ていた。

(……ここが新しく暮らしていく世界か。今度はニート以外の人生を歩めたらいいなww)

「おーい!にいちゃん!!兄弟は起きたかーー!」

おっちゃんがお仲間を引き連れ出てきたようで、ドッッと後ろが騒がしくなる。

「うわっ!酒臭いのがいっぱいでてきやがった。お前!!ここどこか説明しろよ!!!」

「降りてからって言ったろう!!」

うるさい瓜やろーを制しながら、ふと思い出した

(そういえば、あの出世女神『君たち』とか言ってた気が…んー僕の勘、当たりそうだな)

「なーってばーーーー」

「うるっせーーーよ」


(めんどくせーよー女神さまー)

うわーもう一人僕がいるーすごいすごい。(棒)

はい、いかがだったでしょうか。前回名前出てきたのに、自己紹介する機会がなさ過ぎて名前で呼んでもらえない主人公たち。瓜やろー。結構気に入ってます。それから最初に出てくる神様、クソガキですね☆彡

こんなところでそれでは次回ーさよならーー

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