危険信号
魔女にはなる直前から匂いがするのだ......それをすぐに察知して調べて保護する。それが、魔法使いネット。 日本の魔女はここで保護されている。生まれてすぐに魔女とわかった人もだ。
そして、主人公 明日葉 朝日...も??
「今日の授業疲れたな〜〜」
学校からの帰り道にブツブツ呟く。
「涼葉はさんざん怒ってくるしもうさんざんサンサン!! まるで太陽〜!!」
決めポーズに右腕、左腕両方45度、上下逆に構えて足を広げる!
「カッコイイ......」
自分で言うが虚しさなどない。 羞恥心を少しばかりどこかで捨ててきたようだ。
そんなことをしながらちまちま歩いていると、大通りの十字路に着いた。 ここを抜けるともうすぐに自宅だ。
「ラード食べると頭が良くなるっていうのは嘘でね、ラードって実は......すべて売られてるの私の油なんだよね。提供してるのっ♪」
なんて、はしゃぎながら歩いているのが行けなかった。 赤のまま渡っていたのだ。それも車が飛び交う中で。
じわり。。じわり。。。 と、その時なにかが体の中でうねってるのがわかった朝日だった。
じわり。。じわり。。。という反応を元に動き出したのは魔法使いネット。
「目標、天那市の十字路」
リーダーらしき人が叫ぶ。
「了解、確認します」
それにより数名の人が動き出す。
皆様々な役割があるのだとか。監視にレーダー分析に体表温度検査などなど。
準備は整った.........。
「見せてもらおうじゃないか。 どんな魔女なんだい?? 」
リーダーらしき人は小声で言った。




