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灰狼のスカベンジャー

作者:Dorimama
「化け物」――。
半人半獣の少年アッシュは、自分の血を呪っていた。
大切なものを守ろうとすればするほど、内なる獣が理性を喰い破り、その牙は敵も味方も見境なく引き裂いてしまうからだ。

孤独こそが、唯一の免罪符。そう信じて心を閉ざしていた彼の前に、一人の少女が現れる。
「妹を助けたいんです」
その真っ直ぐな瞳に、かつての自分を重ねてしまったのが、間違いの始まりだったのかもしれない。

舞台は、生還率一割以下の《黒棘の森》。
そこは、異形の魔物が跋扈するだけでなく、限られた資源を奪い合う人間たちの殺意が渦巻く、まさしく死地だった。

裏切り、飢え、そして仲間の中にすら芽生える疑心暗鬼。
極限まで追い詰められた時、アッシュの獣性がついに牙を剥く。

これは、自らの存在意義を求めてもがく少年の、絶望と再生の物語。
一瞬の判断が生死を分ける、ヒリつくような緊張感と、泥臭い生存劇を描きたくて、この物語を書き始めました。
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