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世界観設定:時代・地形・気候

『時代』


現在(あなたがいる現実世界)を基準にして、どれほど過去・未来の世界を参考にしているのか。参考にする時代により、軍事や産業技術の水準が決まる。


たとえば、ファンタジー世界でおなじみの『中世』を参考にするなら、軍事の主役は、騎兵と歩兵です。主要な武器は、剣・槍・弓矢となります。


人々の生活は、日の出とともに起きて、日が沈むと床に就きます。電気を使った電灯は存在しないので、樹脂・獣脂に点けた火を明かりにします。


主要な産業は、農業と繊維業です。鉄鋼業は、主に農具と武具を製造しています。産業に機械動力が導入された場合は、子どもや女性が働き手として駆り出され、工場で長時間労働を強いられます。


村や都市の外は、道が整備されておらず、野犬と野盗に襲われる危険が付きまといます。都市から都市へ商品を売り歩く隊商キャラバンは、用心棒を雇って移動します。


都市の道路は、馬や野飼いの犬、そして人糞にあふれています(物語で描写する必要はありません)。




『地形』


山脈や河川、海の配置によって、その地域の気候や天然資源、都市の発展具合が変わってきます。


人々の生活に水は欠かせないので、町村や都市が築かれる場所は、河川か海の近くです。


急斜面の山から河川が流れてきている場合は、大雨によって洪水被害が起きやすくなるので、治水技術が発達します。また、洪水によって山から肥沃な土壌が流れてくるので、河川の中流から下流は、農作に適した土壌になります。


海に隣接した地域は、漁業が盛んになります。大きな港があるのなら、地域外から船が往来するようになるので、貿易業も盛んになります。経済発展しやすいので、大きな都市が出来やすいです。


海と山に挟まれた地域は、海の湿気を帯びた空気が山を上る過程で、雨が降りやすいです。また、海が暖流の場合は、湿度が上がりやすいので、頻繁に雨が降ります。

それに対して、寒流の海と山の向こう側の地帯は、雨が降りづらくなるので、一帯が乾燥地帯(酷ければ砂漠)となります。


近場に炭鉱や鉄鉱があれば、産業技術が発達しやすくなります。


鉄は武器や鎧の原料になるので、地域の軍事力に大きな影響力を持ちます。その結果、地下資源の豊富な地域では、資源の奪い合う戦争が起こりやすいです。




『気候』


地形や海(寒流・暖流)の隣接によって、大まかに決まる。気候によって、その地域の自然環境が左右される。


気候(特に雨の量)によって、その地域の自然環境、ひいては人々の産業が左右されます。


降雨量が多い地域は、植物が育ちやすいので、農業が盛んになります。

また、森林資源も豊富なので、住居は木造建築が多くなります。


降雨量の少ない地域は、植物が育ちづらいので、農業が盛んになりません。その代わり、繊維の加工品を作り、生活の糧にしています。


極端に乾燥している地域の場合は、森林資源が不足しています。それなので、住居に使われる素材は、石や土となります。

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