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ハチさんのハチミツ

作者: 藤村 朱里

とても短い話ですが、ハチさんから分けてもらって作った料理をみんなに分けようと思う動物達の優しい気持ちと、大勢で食事をするとさらに美味しく感じる気持ちが伝わるといいなと思って書きました……。

「こんにちは〜」

「沢山ハチミツが採れたからお裾分け〜」とハチさんがみんなの家にハチミツを届けてくれました。


「ありがとう!」

イヌくんの家では生地にハチミツをいれたパンケーキにバターとハチミツたっぷりかけてお昼ごはん。

「あー、たっぷりのハチミツでおいしいなぁ」



「わー!うれしい。ありがとう」うさぎさんの家ではハチミツたっぷりいれてキャロットケーキを焼きました。

「フワッとハチミツとにんじんのいい香り!」



「ありがとう!これから紅茶を飲もうとしてたの。ハチミツティーにしていただくね」

リスさんは たっぷ〜りハチミツいれた紅茶で一息

「あー、おいしい」



「わー、ハチミツ大好き!!ありがとう!」

「よーし、大好きなアレを作ろう!」

たっぷりのハチミツとレモンで煮たサツマイモ!

「うーん良いにおい〜」

ついでにスプーンでハチミツすくってペロリッ!

「あ~オイシイ」とクマくん。



「わぁ!ありがとう。とってもうれしい!」

ブタさんは「アスパラ、玉ねぎ、ジャガイモをバターで炒めて玉ねぎは焦がさないように気をつけてっと」

味付けは塩とコショウとしょうがを少しとハチミツを入れたスープで一息。

「あーおいしくできた。しょうがでサッパリ、ハチミツでほんのり甘くてホッとする味!」



み〜んな思った。

「あ、みんなのお家にもこの美味しくできた料理を持っていこう!」


みんなの家のドアがいっせいに開きました。

「あ!」

みんなはみんなの姿をみて驚きました。

「みんなおんなじ考えだったんだね」

「そうだ、きっとみんなで食べたらもっと美味しいよね」

大きい切り株のテーブルにカワイイシーツを敷いてハチミツパーティを開くことにしました。

忘れちゃいけない。ハチさんも呼ばなくちゃ!


みーんなハチミツが入ってるのにどれも違う味がしておいしいね。

「ハチさん、ごちそうさま!!」

「いやいや、こちらこそ ごちそうさま!」

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