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学園モノ(タイトル未定)  作者: ねんねんこ
2/2

イベントの無い「人生」?

見てくださりありがとうございます!

「人生」とはなんて変なゲームなのだろう。生まれたときから決められぬ容姿で進めなきゃならない。友達がいないとうまくいかない。


でも俺はこのゲームをやめることはしない。なぜなら、少なからず俺のような人にも優しくしてくれる人、俺と同じくいつも一人の人がいるからだ。


でも、実際やめたいと思うこともある。無視をされたこと、殴られたこと、変に気を使われたこと、そんな些細なことでも何度もやられると傷つく。そんなものだ。


──────────────────────


「行ってきます。」

「いってらっしゃい」

俺は今日から2年生だ。

2年生になったからといって何かが変わるわけじゃない。またつまらない学園生活が始まる。


俺はもちろん登校も下校も一人だ。誰一人として友達がいないから。


「○○君と同じクラスになれるかな?」

「だといいねー。」

なんてこと、喋ってる横を少し急いで歩く。俺は他の生徒に登校中会わないように早く家を出ている。でも今日は少し遅かったようだから。


そして着いた。このフラミンゴのような色をした学校が俺の通う「国立鐘南学園」だ。この学園はクラスを成績で分けている。A~Dまで成績で割り振られる。まぁ俺はテスト失敗したし、Dだろうな。


意外なことに、俺は2-Cだった。クラスなんて俺はどうでもいいが、このように成績でクラス分けされる以上Aクラスのほうが、多少権力がある。権力が欲しいから、Aクラスへいくなんてこともあるらしい。この学校の狙いは多分そこだろう。


クラスに入ると、もう喋ってるやつもいた。多分一年生からの友達だろう。中には恋人関係のように見えるやつらも。俺の席は...良かった、窓側の一番後ろだ。カバンを下ろし席に着く。隣は...まだ来てなかった。


結局隣が来ないまま、自己紹介まで始まってしまった。気づいたら、俺の番だった。

「えーっと、名前は新島 優です。」

「趣味は...


そこまで言ったとき、ドアが突然開いた。

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