202:【MAROTTA】生きるため走った先に、クーデター
前回までの「DYRA」----------
錬金協会の火事騒ぎを見ていたDYRAも食堂に現れ、話に加わる。ピッポの話題になったとき、アンジェリカは驚く。ピッポが消えたこと、そしてその息子タヌが目の前にいることに。そして、ピッポの後ろ楯が都の勢力であることがわかってしまった。
突然、部屋の外から無数の悲鳴らしき声が飛び込んだ。
タヌが慌てて部屋の窓へと走り、階下を指す。
「あれ! あれ見てっ!」
DYRAとサルヴァトーレが窓際へ行く。アンジェリカとマイヨは視線だけを窓へやった。
「ん?」
「何だ?」
「どうした?」
3人は窓越しに、1階の窓の外を見た。人が走っているのが見える。
「走って、いや、逃げているのか!?」
DYRAはじっと凝視する。上から見下ろしているので角度こそあるが、1階の窓越しに見える光景は、ほんの少し前まで想像すらできなかった異様なそれだ。人々が同じ方向へ一斉に走っており、それを黒い塊が次々と追っている。
「逃げている人を、襲っているってことか」
DYRAの言葉で、サルヴァトーレとマイヨは共に、何が起きているかすぐに把握した。
「タヌ君。大急ぎで店長を呼んで、アンジェリカさんに万が一にも万が一があっちゃいけないから、店で一番安全な場所に匿うようにって伝えて」
「わかりました!」
サルヴァトーレからの指示を聞き終えるや、タヌは走って部屋を出た。ほどなく店長を連れて戻ってくる。傍らにはナザリオもいる。
「サルヴァトーレさん! 大変ですっ! 1階のお客さんは今日少なかったので、すぐに地下室へ避難してもらいましたけど……」
狼狽えながら話す店長にサルヴァトーレがすぐに指示を出す。
「店長。アンジェリカさんを早く!」
「か、かしこまりました! いったん3階の隠し部屋へ。何かご事情あるみたいですから、しばらくこちらで責任持って匿います!」
「お願いしたよ」
サルヴァトーレは、店長とナザリオにアンジェリカを預けた。
「アンジェリカさん。必要なことは全部自分から会長に伝えますので、ご安心を。追ってすぐご連絡します。自分たちも避難しますので」
「ええ。わかったわ。会長によろしく。あと、マイヨ、ありがとう」
「いえいえ」
店長とナザリオが無事にアンジェリカを連れ出したのを見送ったところで、マイヨが窓際へ寄り、外の光景を凝視した。
「あーあーあーあーあー」
棒読みのように声を出したマイヨをDYRAとタヌが不思議そうな顔をする。
「RAAZ。あの犬コロ、血統書付きだ」
マイヨの言葉に、サルヴァトーレが口角を上げた。
「すぐに退散だ。逆に言えば、我々を襲うことはない、ってことだろ?」
笑みを漏らすその姿を見て、タヌは、今この瞬間ここにいるのはRAAZだと気づいた。
「ああ。そうだな。我々は警察犬のセンサーを無効化できる。タヌ君もどうやら、識別センサーを両方持っているみたいだしね」
「DYRA。ガキから絶対に離れるなよ?」
「当然だ」
アオオオカミに襲われればひとたまりもないのだ。DYRAは言われるまでもなく、タヌを守るつもりだった。
「じゃ、店に犬コロが乱入する前に、さっさと街を出るぞ」
サルヴァトーレの言葉に、タヌは驚きを露わにする。
「でも! 街の人たちが!」
「ガキ」
サルヴァトーレがタヌを制する。
「黙ってろ。アレはお前たちが知っている奴らとはワケが違う。あの大きさこそが本来の大きさで、お前たち愚民共が知るよりもっと獰猛だ」
タヌはもう一度窓の外へ目をやった。逃げ惑う人に飛び掛かる黒い影は確かに自分が知るそれより一回り小さい。今までの人生で遭遇したアオオオカミの中で、あれと同じくらいの大きさだったのは、マロッタからピルロへ行くときに遭遇したものだけだ。タヌはあのときに見た殺気だった獣の様子を思い出すと、納得した。
そのとき、ガチャンというガラスが割れる音と共に、アオオオカミが二頭、店へ乱入した。幸い、客たちは避難を終えていたため1階に客の姿はない。
「ちょっと、どんな命令を受けているか、聞いてくる」
マイヨが冗談めかしに言って、部屋を出てゆっくりと階段を下りた。
「えーっ!」
タヌは窓越しに、1階へ下りたマイヨを見つけると、声を上げた。
白い服を着た男が2頭のうち1頭の後ろ首を手早く鉄扇で強打して仕留めた。そしてもう1頭も手近なテーブルにあった葡萄酒の瓶で頭を殴り、ひるんだところですぐさま、ノドを鉄扇で何度も打ちつけた。死骸となったアオオオカミをマイヨは店の端へと引っ張っていき、タヌの視界から消えた。マイヨはどこへ行ったのか。タヌはどうしたのだろうと言いたげにDYRAを見る。
「心配するな。あの男だって、そう弱くない」
DYRAが吐き捨てるような口調で言った矢先だった。
「ただいま」
扉の方からマイヨの声が聞こえた。服の裾に僅かな血がついているものの、右手だけがひどく血にまみれている。
「マイヨさん、ケガを?」
「いや? 6つ目のオオカミさんの首回りに手を突っ込んで抉っただけだ。大丈夫」
「え、抉った!?」
タヌが目を丸くすると、DYRAと顔を見合わせた。
「首あたりに埋めてあるメモリを引っ張り出して解析した。アイツら、無差別暴徒鎮圧モードで動いている」
「『動いている奴を全部殺せ』ってアレか」
サルヴァトーレがせせら笑う。
「例外設定がひとりあったけどね。ハーランは意地でも探し出したいんだな。執念深い」
言いながら、マイヨがタヌを見てニッコリ笑った。
人間に命令するようにアオオオカミへそんな都合良く命令できるものなのか。タヌは疑問に思う。すると、サルヴァトーレがハーフアップにした髪を解き、まとめていたヘアピンを外しながら頷いた。このとき、タヌは頷いた人物が煉瓦色の髪から銀髪、ルビー色の瞳から銀眼へ変わっていったのをハッキリと見た。
「ハーランめ。荒っぽい手に出たな」
サルヴァトーレからRAAZへ戻る瞬間を見ながら、マイヨも肩をすくめた。
「まったくだ。この動き。相当念入りに下調べをして、一気呵成に仕掛けたとみて間違いない。RAAZ。マロッタどころか錬金協会、乗っ取られるぞ?」
「欲しいならくれてやる。こちらとしては星ごと吹っ飛ばして終わりだ」
DYRAとタヌは話に入れなかった。RAAZとマイヨが自分たちをおいて話を進めているからだ。
「DYRA。ボクたちどうしよう」
タヌは、DYRAへ小声で尋ねた。
「そう、だな。お前の父親が姿をくらますのに手助けしていた人間がいたとわかった以上、行動の選択肢がかなりあったわけだし」
アンジェリカの言葉でわかった情報は大きい。何より、タヌの父親を捜すにあたり、ひとり、洗い直したい人物が出てきたのだ。
「タヌ。キリアンを、もう一度、見つけないと」
「うん。そうだよね」
マロッタを出るにはRAAZの手を借りるしかないが、その後は別行動すれば良いだけだ。少なくともタヌの優先順位は父親捜し。RAAZやマイヨ、ハーランが何をしたいのかは知ったことではない。タヌの父親を見つける過程で避けて通れない部分には相応に対応するが、彼らの思惑に利用される言われはない。
今後の方針を決めたときだった。
「急いでマロッタを脱出だ。緊急事態だしな」
RAAZが告げた。
DYRAとタヌは首を縦に振った。
「その後だが、私とタヌはもう一度、デシリオへ行きたい。タヌの父親の件で、キリアンを洗い直したい」
「時間の無駄だ。だが、考えはある。ガキの父親捜しにも繋がる」
父親捜しに繋がると聞いたタヌは顔を上げ、DYRAとRAAZを見た。
「あの地下道から逃げるんですか?」
「まさか。アオオオカミが放たれていて、迂闊に通って見つかればあんな狭いところで戦闘。時間の無駄にしかならない」
RAAZの意見はその通りだ。マイヨも頷いた。
「ISLA。街に火を放って陽動できないか?」
「それやっちまったら、街の人に思いっきり嫌われそうだけど? それしかないか」
「所詮オオカミだ。混乱に紛れてガキとDYRAを連れて脱出する」
街を焼いて逃げるのか。DYRAとタヌは聞いていてゾッとした。しかし、今気にするところはそこではない。他人を助けて自分たちが窮地に陥るなど本末転倒だ。
その間にRAAZとマイヨは話を結んだ。
「わかった。夜明け前、ネスタ山で合流。初めて話し込んだ、山の中腹でどう? あそこならハーランも盲点だろ」
「フン。ピルロか。あの小娘は好かんが、やむを得ん」
「そうじゃない。あそこならギリギリ監視カメラから逃げられる。ってことで、決まり」
4人は頃合いを見計らい、そっと部屋を出た。忍び足で階下へ移動し、厨房へ向かった。マイヨは料理用の油が入った大瓶を見つけると、持てるだけ拝借する。店の裏にある従業員用の出入口から外へ出た4人は、抜け道のような細い道と隣の店とに目を留めた。
「ISLA。あとは任せた」
「ああ」
マイヨは店の裏、細い道を伝い、隙間のようなところを通り抜けて隣の店とさらにその隣の店との間へと移動した。
DYRAとタヌ、RAAZは反対方向へ走り始めた。しばらくすると、背後から火の手が上がる音が飛び込む。幸い、風向き的に《アセンシオ》や自分たちの背中へ炎が向かう心配はない。3人は、悲鳴や獣の咆吼が風下の方へと遠ざかっていくのを耳で確認すると、混乱に紛れ、全速力で走った。
背中に奇妙な温かさが伝わり、遠くの方から聞こえる泣き叫ぶ声が突き刺さり、煙の匂いが鼻を突くが、タヌはそれらを無視してDYRAとRAAZの後を追い、ただただ必死に走った。時折響く、建物が焼け落ちる音や、この世のものとは思えぬ恐ろしい声もタヌの後ろ髪を引こうとする。街の人たちを犠牲にした上での逃走。その罪悪感がともすればタヌの足取りを重くしそうになる。
(ごめんなさい! ごめんなさい!)
タヌは、それでも足を止めたり、振り返ったりしなかった。もし、この感情に捕まってしまえば、ハーランに捕まるのと同じことなのだ。
(ボクは、父さんを、父さんを捜さないといけないからっ!)
残酷で、ひどいことをしている。そんなこと、タヌ自身が一番良くわかっていた。
本当なら、2か月程前にレアリ村でアオオオカミに食い殺されていたはずだった。偶然、DYRAが通りかかったことで九死に一生を得た。彼女についていけば何とかなるだろう。最初のうちこそそんな甘い気持ちだった。だが、サルヴァトーレやマイヨと出会い、自分の意思で動くことを教えられ、希望を捨てないことの大切さを学んだ。
今、この瞬間の振る舞いに対し、今の自分を誰かが責めたとして、その誰かが何かをしてくれるのか。助けてくれるのか。絶対にない。タヌは以前、フランチェスコから脱出したとき、水を求めて少女を下敷きにしても気づかぬ大人たちを見た。今ならあのとき、少女を犠牲にした大人たちの気持ちがわかる。まずは自分が、その次に自分に近しい人が助からなければどうにもならないのだ、と。他者への思いやりは、自分とその近しい人たちの幸福があってこそなのだ。自分や近しい人を犠牲にした上での他者への優しさで、自分が倒れるなど本末転倒だ。
(ボクは! 父さんを見つけるまで……)
最初は父親を捜して見つけ出せればそれで良かった。しかし、今は違う。捜す過程で、父親があろうことかハーランを怒らせ、錬金協会を巻き込み、自分を助けてくれたDYRAやRAAZへ迷惑を掛けていると知ったからだ。
(見つけて、止めないと!)
自分だけなら、父親を捜しに行こうとすら思い立たなかっただろう。事実、書斎の引き出しすら開けようとしなかった。何もかも、今があるのはDYRAのおかげだ。何より、彼女は自分の意思で最後まで行動を共にすると言った。DYRAのためにも、絶対にやり遂げよう。タヌは自分自身に今一度、誓う。
だから。
詰られようと、罵倒されようと、名も知らぬ多くの誰かから恨みを買おうと、今は逃げる。タヌは自分の足を止めようとする思いが浮かび上がるたび、必死になって自分に言い聞かせた。
無我夢中だった。
一体どこをどう走ったのか、どれほどの時間、どこまで走ったのか、それすらもさっぱりわからなかった。
「DYRA。ガキ。大丈夫か?」
RAAZの声が聞こえたところで、タヌは足を止めた。
「あっ……う……あ」
悲鳴や咆吼はもう聞こえない。煙の匂いもない。星明かり以外ないためよく見えないが、地面の感触から、道だろうとわかる。あとは、水の音がするくらいだろうか。
「こ……どこ……?」
「川、か?」
DYRAは、川の近くにいることを理解すると、何となく現在位置を把握した。マロッタの東側から出て、ずっと走っていたのだ、と。
「助かっ……」
呟きと共に、タヌは意識が遠のき、その場に倒れた。
「タヌ! 大丈夫か!?」
助かるために必死だったとは言え、よくもこんな距離を走り続けることができたものだ。DYRAは倒れたタヌを見て、改めて感心した。
「我が身かわいさにただ逃げるだけの愚民ならここまではできまいよ」
言いながら、RAAZが意識を失ったタヌを担ぐように抱き上げる。
「ガキ。良く走ったぞ。……キミはまだ走れるか?」
質問に見えるが事実上の決定事項だ。走るしかない。こんな夜遅い時間に馬車を見つけたり馬を借りるなど不可能だ。マロッタは中心街あたりで機能が麻痺、風上にあたる東側は比較的被害は少ないものの、これから明け方に向かい、何も起こらない保障もない。
DYRAは一晩走り続けても回復させながらであればそう疲れることはない。だが、今はそれをやらない方が良いこともわかっている。ハーランに見つかれば足取りを教えることに繋がるからだ。
「回復しないなら、あと少し」
「わかった。じゃ、もう少し走ったら休もう。それから一気に行くぞ?」
DYRAはタヌを抱えたRAAZと共に、北へ向かって川沿いを森の外周に沿って走り出した。星明かりだけが頼りだ。DYRAとRAAZだけなら、普通の人間よりも速く、それこそ馬が走る速さにも劣らない。
森の陰が大きなところまで走ると、そこで一息入れた。
「最悪、川から少し拝借するのもアリだ。森を枯らすよりは良い」
RAAZの助言に、DYRAは内心嫌がった。しかし、タヌに万が一が起こる事態を避けるのが今は大事だ。選り好みできない状況だと理解すると、川辺に足を運び、グローブを外すと両手首あたりまで川の水に浸した。青い花びらが舞い始めると、川の水が少しずつ、涸れていくのが水音でわかる。涸らしてはいけない。DYRAは足の痛みが取れたところで、浸すのを止めた。
「大丈夫だ。RAAZ、行こう」
ふたりは再び、夜の森を北東へ走り、ネスタ山へ入った。
「光がないな」
「心配するな。愚民共もいない。凡人のフリをする必要がないんだ。私についてくれば良い」
RAAZがそう言って、タヌを担いだまま走り出した。DYRAも見失うまいとRAAZの後を追った。
夜通し走り通し、気がつけば、空が白み始めた。
夜明け──。
ネスタ山の中腹で、憮然とした表情で、マイヨはダイヤモンドの輝き煌めく光を浴びた。
改めてあたりを見回すと、土と砂が混じって、そこかしこに枯れた木が倒れている。山崩れの爪痕だ。
「すげぇ有様だな」
マイヨは倒木に腰を下ろすと、懐から薄いガラス板のような端末を取り出した。
「マロッタは恐らく、占領下同然だな」
DYRAから聞いた、火災騒ぎになった錬金協会の建物の様子などを含めて考えたとき、マロッタを恐怖に陥れ、一気に主導権を取ろうとしていることは明白だ。不幸中の幸いは、タヌが巻き込まれなかった、この一点だけだ。現時点ですべての『鍵』を持つタヌの身柄を取られてしまえばその瞬間、詰んでしまう。最悪よりマシに過ぎぬ状況に、マイヨは肩をすくめた。
そのときだった。
持ってきたタブレットのスピーカーから、何やら聞こえてきた。本来絶対に自分が意図しない音声が鳴るはずはない。なのにどうして聞こえるのか。マイヨはスピーカー部分に少し耳を近づけた。
(はぁっ!?)
それは我が耳を疑う内容だった。マイヨは表情を一気に引きつらせた。
(挑発かよ!)
雑音のないクリアな音、もとい、声が聞こえてくる。周囲の空気感のような音に交じって、人々がいるのも聞こえる。察するに、発信元、もしくは、情報元は人がたくさん集まっている場所のようだ。その中でひときわハッキリ聞こえる男の声があった。
(これ……! 量子通信で、受信場所を検知する気ナシでこれかよ。俺たちが聞くことを折り込み済み、いや違う、俺たちや、タヌ君の親父さんに聞かせたいのか!)
ハーランが、自らが先制したことをRAAZや自分へ宣言するための発信ではないか。マイヨは苛立ちを抑えこむので精一杯だった。
『──錬金協会は本日を以て、運営体制を変更。後見人のリマ大公も御認定下さった。会長生死不明、副会長重傷により、当面は、アオオオカミ排除のために徹夜で立ち向かってくれた、ディミトリ・ソコルを会長代行として新体制を発足。『文明の遺産』も、これ以後は可能な限り開放、皆様のお役に立つ形で寄り添って参ります。では、新会長からご挨拶を……』
(ケツの青いガキが、ハーランに祭り上げられて舞い上がっているってか!)
『──皆様にお約束します。ラ・モルテの災厄は終わりとなります。彼女をのさばらせ、手を貸していたのは、他でもない、会長その人でした。そしてもうひとり、マイヨ・アレーシを名乗る人物です』
この後、タブレットから聞こえてくる音声が耳に入らなかった。
ただ、この瞬間に「世界の景色がすべて変わった」ことをマイヨは痛感した。
改訂の上、再掲
202:【?????】歓迎される男 2021/08/16 20:00
202:【MAROTTA】生きるため走った先に、クーデター 2023/02/07 23:45
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オリンピックが終わったらいきなり台風銀座な今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回もお読み下さり、心から感謝いたします。ありがとうございます。
ブックマークしてもらえたり、感想とかいただけると作者はとても喜びます。多分踊り出します!
連載再開で、202話になりました。
これから、世界が変わります!
次回の更新ですが──。
8月23日(月)、20時予定です! あとは「DYRA 9」進行次第で。
日程、詳しくはtwitterでお伝えします。よろしくお願いいたします。
次回も是非、お楽しみに!
愛と感謝を込めて
☆最新話更新は、「pixiv」の方が12時間ばかり、早くなっております☆