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156:【Pirlo】マイヨ、必ず助けるからアントネッラに「女優になれ」と

前回までの「DYRA」----------

DYRAが動ける程度にまで回復したので、RAAZは彼女をピルロへと連れて行く。そしてついにDYRAとタヌは再会。一方で、RAAZとマイヨは今後を揺るがす話し合いをする。

 RAAZとの話を終えてピルロへ戻ったマイヨは、パルミーロたちと落ち合う場所へ向かった。空がいつしかくすんだ白いラブラドライトのような色合いに変わっていた。雲間から見える輝きの色合いを見る限り。雨が降る心配はないだろう。だが、今のマイヨにはそんな空模様も、ピルロの人々が起き出して活動を始めている様子もほとんど目に入らなかった。

 ハーランから通告を受けていた制限時間が迫っている。DYRAを差し出すなど論外だし、そもそも『トリプレッテ』の『鍵』なるものも持っていない。マイヨにしてみれば、アントネッラがハーランから要求を突き付けられた時点で、『時間内にアントネッラを救出する』以外の選択肢が存在しなかった。

(『トリプレッテ』の『鍵』って、簡単に言いやがって)

 マイヨは実際、ハーランが言う『トリプレッテ』の『鍵』がどの鍵なのか認識できていなかった。一体ハーランはどれのことを言っているのか。そもそもマイヨが知りうる限り、『鍵』はいくつか存在する。そして把握しているのは二種類。一つは恐らくタヌが持っている『鍵』。そしてもう一つ。

(ま、それは言えないな)

 歩いているうちに、目的地である、飲み屋の跡地が見えてくる。

(ここまででわかったことがある。RAAZはしらばっくれているが、『トリプレッテ』は間違いなく存在する)

 さらにマイヨは、『トリプレッテ』の所在地、もしくは繋がる場所も、これまでの流れであたりをつけていた。

(ハーランがいるんだ。ピルロの下に『何か』がある、ってことだ)

 そのとき、マイヨは視線の先、遠くの方から人が何かを抱きかかえて走ってくるのを捉えた。相当慌ててきたのか、どこか足取りが覚束ない。ジャンニとわかるのに時間は掛からなかった。

「どうした!?」

 様子がおかしい。マイヨもジャンニの方へと走り出した。

「はっ、はっ、はっ……」

「大丈夫か? 何があった? パルミーロは?」

 マイヨはジャンニの背中をさすりながら、矢継ぎ早に質問をする。

「パ、パ、パルミーロさん、お屋敷、お勝手口から裏の茂みに隠れて……。サルヴァトーレさん早くっ……はっ、はっ……こ、これ、パルミーロさんが……!」

 言いながら、ジャンニが抱えていたものを手渡す。黒い布を包んだようなものだった。受け取ったマイヨは、黒い布が何かを確かめる。それは黒の袖なしロングワンピースだった。内側から白いエプロンドレスと長髪のかつら、そしてホワイトプリムも顔を出す。意味するところを理解したマイヨは、一瞬だけ、クスッと笑った。

「わかった。すぐ行く。けど、何があったんだ!?」

「ア、アレッポが……」

「行政官サンが?」

「……はっ……あ、あ、あの髭面に、い、『今すぐ吊るし首にする』って、ア、アントネッラ様……ひ、髭面の反対を、お、押し切って……それで……」

「本当か!? くそっ」

 マイヨは苦い表情を作る。まさかアレッポに、ハーランの反対を押し切って行動を起こそうなんて度胸があったとは。しかし、今は感心している場合ではない。昼まで残っていたはずの時間が一転、ゼロ同然になろうとは。マイヨは一刻も早く動き出さなければと決める。

「ジャンニ。俺は先に行く。息を整えたら来てくれ」

「あ、ああ。た、頼む……」

 ジャンニの返事を聞いてから、マイヨは受け取ったものを手に、走り出した。

 マイヨは、大公家の邸宅が見える方へ目立たないように走る。途中見つけた、人気のない焼け落ちた一軒家で今着ている服の上に黒ワンピースを重ね着する。丈は長く、袖はない。問題なく誤魔化せる。

 かつらを被り、エプロンドレスを填めると、マイヨは再び走り出した。もう大公家の敷地はすぐそこだった。幸い、人の気配が感じられなかったので、難なく忍び込むことに成功した。

 ジャンニが話していた勝手口のある場所が見えてくる。マイヨは視界の先、茂みの片隅に白い子犬を抱えたパルミーロがいることを確認すると、足早に近づいた。

「パルミーロ」

 パルミーロはマイヨの姿を見るなり目を丸くした。しかし、マイヨはそんなことを気にも止めずに本題へ入る。

「一体何が起こった? 『アレッポが先走りした』ってジャンニから」

「ああ。まずい状態だ。一度しくじっているから、無理してアントネッラ様のところへは行かず、今の状態だけ確かめようと忍び込んだ。そうしたら、アレッポの野郎が『髭面』に向かって『証拠を消すために昼まで待たない』って言い出したんだ」

「証拠?」

 マイヨは聞いた途端、一つ、ピンと来る。

「サルヴァトーレ。お前、アントネッラ様のお側にいたなら、何か知っているんじゃないのか?」

「もちろん。知らないわけがない」

 あれほど気の小さい男が、ここに来てそんな豪胆なことに打って出られるとは。マイヨは、ハーランに対し、アレッポへとんでもない勇気を与えやがってと呆れる。アレッポがアントネッラを早急に、今すぐにでも処分したい理由など一つしかない。

「理由は何だ!?」

 マイヨはにやりと笑った。ピルロ再建はルカレッリの件を利用し、市民の団結を強くする必要がある。そのため、アントネッラもアレッポも、自身への求心力を最大化させるべく、互いを犠牲のコストに考えていたはずだ。片や『文明の遺産』を弄んだだけでなく、ハーランと組んだアレッポ。弄んだ結果に戦慄し、恐怖を身体に刻んだアントネッラ。マイヨはどちらを始末するか、廃墟になった直後の時点で決めていた。ついに、またとない機会が到来したのだ。

「理由? 聞いたらきっと、この街の皆が、怒り狂う」

「えっ?」

 一体それはどういうことだ、教えろ、と叫び出しそうなパルミーロを見ながら、マイヨは自らの口元に人差し指を当てて静粛にと合図する。

「あとは任せろ。それで、アンタたちにはひと仕事やってもらいたい。ジャンニには……」

 そこから先を、マイヨは小声で指示する。誰がどこで聞いているかわからないからだ。聞き追えた途端、パルミーロがマイヨへ仰天したとでも言いたげな顔を見せる。

「そ、そんなのでいいのか?」

「逆だ。それで良いんだ。だいたい、行政官サンが彼女を首吊りにする方法は一つしかない」

「ってぇと」

「行政官サンの悲願を達成するには、彼女の側にいた只一人の人物を抱き込めるかがキモなんだ。だから、ジャンニに頼みたいのがこれ、ってワケ。そう。一刻も早く、行政官サンの切り札を出させるってね。で、パルミーロ、『最後の証人』たちを間違いなく守ってくれ。……」

 マイヨからの小声での指示と、その趣旨を把握したパルミーロがにやりと笑みを浮かべる。

「言われてみれば確かに! もう、アレッポの野郎はオシマイだ」

「あとは『髭面の男』に見つからないように気をつけて。『髭面』は俺が引き受ける」

「ああ!」

 パルミーロが親指を立てると、茂みから出て、何食わぬ顔で勝手口の扉へと歩き出した。マイヨがその様子をじっと見つめる。パルミーロが子犬を離してから扉を開いて中へ入ったのを見ると、マイヨもそっと茂みから出る。

 パルミーロが厨房へ移動していく。厨房で鉄製の片手鍋を手に取ると、そこからさらに奥にある廊下への出入口へ移動し、様子を窺っている。見ていたマイヨはここで一計を案じた。

(ハーランと行政官サンがねぇ。ま、かえって好都合だ)

 マイヨは昔の記憶を思い出しながら、ほくそ笑む。ハーランは政府の飼い犬、それも汚れ仕事を一手に担うファンタズマの人間だ。駒が駒として動かない、リスクファクターになると判断した時点で、よほどの利用価値でもない限り、さっさと切り捨てるはずだ。存在の秘密性を守るためにも。恐らく、意向に反する振る舞いをしたアレッポも例外ではないだろう。そろそろ生体端末共々逃げる、もしくは本来の目的のため次の準備に入っているはずだ。

(今しかできないな。ハーラン。アンタは所詮、俺の生体端末とのやりとりに量子通信ジャックしか使えない。バカデカい機材使ってさ。ならば、その弱点を突くさ)

 そのときだった。マイヨの視界の先、パルミーロが開けた廊下へ繋がる扉の向こうから、メイド服姿の、三つ編みをまとめている髪型の人物が歩いてくる。

「にゃー」

 このとき、パルミーロがいかにも猫が鳴いているような声を出す。メイド服の人物が反応する気配はない。マイヨはそれは無理筋だろうと思いつつも様子を見る。そのときだった。

「ウゥ……ワン!」

 パルミーロが先ほど足下に離した子犬が開いた扉から中へするりと入る。そしてすぐ、警戒心を露わにした声を上げ、吠えかかった。

 マイヨは一瞬、まずいと思ったが、杞憂だった。それどころか、僥倖でしかなかった。廊下を歩いていたメイド服姿の人物が近づいてくるのがマイヨにもハッキリと見える。パルミーロがすかさず勝手口のすぐ外へと走り、扉の陰で構えた。白い子犬も一緒に走って外へ飛び出した。続いて、駆け足の音がハッキリと聞こえ、人影が厨房を抜けて扉の外へ姿を現したまさにそのときだった。

 ガン! という凄まじい音が響き渡った。続いて、もう一度。

「だい、せい、こう」

 パルミーロがガッツポーズを取る。足下にメイド服の人物が倒れていた。鉄の片手鍋で後頭部を二発、全力で殴り、意識を奪ったのだ。

「ありがとう」

 裏庭の一角からマイヨが姿を見せる。足下には白い子犬。

 マイヨは無言で、倒れた人物のエプロンを剥ぐなりそれを破って、細長い布切れを四つ作った。続いてそれぞれで両手両脚を縛り、目隠しをした。

「おいおい。自分と同じ顔をしているヤツなのに、何も思うところないのか?」

 パルミーロが問うと、マイヨは素っ気ない対応で受け流す。

「自分と同じ顔なんて見慣れているよ。それにそれを言い出したら、毎日鏡を割らないと」

 そのとき、先ほどマイヨが来た方向から足音が聞こえてくる。

「お、ジャンニか」

「だろうね。じゃ、パルミーロ。あとの段取りは頼んだよ? 当然、そいつを殺しちゃダメだ」

「任せておけ」

 パルミーロがジャンニの方へ走り出したところで、マイヨは意識を失って倒れている人物のうなじに手を置いた。その手の周囲が僅かに光り、黒い花びらが顕現して数枚ずつ舞い上がっては、金色の光に包まれて消えていく。それが何度か繰り返されていく。その間、マイヨの金色と銀色の瞳も、僅かではあるが、光を放っている。

(『昼まで待つ理由はない』、か。それにしても、今すぐ『公開処刑』とは。やっぱり例のネタでか。……アントネッラは二階の部屋。行政官サンとハーランは一階。で、ハーランはもう撤収準備開始、か。アレッポに来客中? 有り難い。見つからずに部屋へ行くのが楽になった)

 生体端末から直接情報を抜き取って回収しながら、マイヨは笑った。

(ハーラン。やっぱり二つ持ち込み、か。で? ……あーらら。やっぱり今回はトンズラか。……へぇ、お客さんって、彼なんだ。自らの無知が何をもたらすか気づかないなら、悪いが本当に、これまでだな。今後だけど、『混乱に紛れてハーランと一緒に逃げろ。行政官サンの前では何も言わなくて良いよ? 見限り』だ。あとは……っと)

 直接触れたのを良いことに生体端末への指示入力も済ませると、マイヨは立ち上がり、子犬を抱きかかえて何食わぬ顔で屋敷へ入った。

 マイヨは誰にも見つかることなく二階へ駆け上がり、アントネッラが閉じ込められている部屋にたどり着いた。ノックをするとそのまま扉を開き、まず、子犬を中へ入れる。

「ビアンコ……!」

 子犬が嬉しそうな声を出してアントネッラの元へと駆け寄っていく。マイヨは扉の隙間越しに様子を見る。彼女の顔色が良くない。諦めてはいないものの、憔悴の色が隠せなくなっているのだろう。

「どうしたの? 良いことでもあったの?」

 マイヨは鉄扇を手にしてから、扉を潜り、部屋へ入った。扉を閉めてから、人差し指を口元に持っていって静粛を求めてから声を掛ける。

「アントネッラ。遅くなった」

 鉄扇を見たアントネッラが目の前に現れた人物の顔をじっと見る。金色と銀色の、左右で異なる色の目を持っているではないか。

「マイヨ……!? 本当にっ……!」

 安堵の息を漏らすなり、今にも泣きそうな顔でマイヨの側へと駆け寄った。そんな彼女の姿を見ながら、自分の生体端末がアレッポの側にいたことが彼女を精神的にかなり追い込んだのだろうと察する。それでもマイヨは敢えて顔色一つ変えなかった。今は喜ぶべき場面ではないからだ。

「一体、何が、ピルロで何が起こっているの?」

 マイヨはアントネッラの後ろに回り込むと、手首をきつく縛る縄を慣れた手つきで、引っ張ればすぐに解ける程度まで緩める。

「ハーラン、いや、『髭面』はピルロへ『探しもの』をしに来たんだ。それもあって、ヤツからの脅迫は俺へ来た」

「な、何よそれ、どういうこと!? 確かに……『髭面』は、すごい怖かった……」

 アントネッラが昨晩、何が起こったのかを明かす。マイヨと同じ姿の人物に無理矢理この部屋に連れこまれたこと。『髭面の男』が一人で姿を見せたこと。恐ろしいほど冷たい瞳で自分の下半身のあたりを見つめていたこと。服を破られそうになり、暴行されるのではと覚悟を迫られたとき、子犬が噛みついて助けてくれたこと。そこへパルミーロたちが来た知らせが入り、部屋を出ていったことで事なきを得たなど。

(コレクションって……そういうダブルミーニングかよ!)

 マイヨは、アントネッラの話を事務的に処理するように聞いていた。それでも、昨夜のハーランとのやりとりと彼女の話が記憶の中で繋がったとき、一瞬、眉間に皺を寄せ、忌々しげな表情をしてみせた。

「アントネッラ。もう大丈夫だ」

 アントネッラにその表情を見られたことを気づかないまま、マイヨは特に感情を交えることなく切り出す。

「君に頼みたいことがある。俺がこれから言うことを最後まで落ち着いて聞いてくれ。声を出しちゃダメだ」

「え、ええ。……マイヨがいてくれるなら」

 自信なさげに頷いたアントネッラに、マイヨが勇気を与えるように彼女の真正面から見つめて両肩を軽く掴んだ。

「『髭面の男』はあの行政官サンを使って、昼に君を公開処刑するつもりだった。けれど、行政官サンは『髭面の男』の意向を無視して、今から君を吊るし首にする。お兄さん殺しの罪を君に全部被せて」

「待ってよ。お兄様のことは」

「もちろん。俺はわかっている。それで頼みの中身だけど。……アントネッラ。ここから先は『女優』に徹してもらえるかな。濡れ衣を着せられて絶望するお姫様の役。これ、ギリギリまで徹しきれるかが勝負になる」

 返す言葉が見つからないのか、アントネッラがきょとんとした顔をする。マイヨは構わず話を続ける。

「アントネッラ。お兄さんのネタを行政官サンから出してくれるのは逆に好都合だ。君に約束できる。これであの男は『オシマイだ』ってね」

 話を終えると、マイヨは次に白い子犬を撫でる。

「よく頑張ったな。でも、もうちょっとだけ頑張ってくれ」

 白い子犬が応えるように高い鼻声を出すと、アントネッラもその声を聞いて笑みを浮かべる。

「ビアンコ。お兄様にも懐かなかったのに、あなたホント、すっかりマイヨに懐いちゃったのね」

 そう言って子犬の頭を撫でてからマイヨを見る。

「マイヨ。わかったわ。これでピルロ再建へのけじめになるなら、やるわ」

 アントネッラが力強く頷いた。トパーズブルーの瞳に確固たる強い意志の輝きが宿っている。

「さて。もうそろそろ、ヘッポコの死刑執行人役がお出ましになる頃だ」

「ビアンコ。隠れてね」

 アントネッラが告げると、子犬がベッドの下へ身を隠す。

「本当にギリギリまでしんどい思いをさせるよ。それでも今少し、ピルロとこの街の人たちのためと割り切って演じてくれ。大丈夫。街の人たち、皆には君が必要なんだ」

「ええ」

 そのとき、廊下の方から数人ほど歩いてくる足音が二人の耳に飛び込んできた。

「視界に入らなくとも、俺は近くにいるから大丈夫。……っと、今見つかるとまずい」

 マイヨはバルコニーへ出られる窓を開くと、そっと外へ出る。窓を閉めて何事もなかったようにしてから身を隠した。

 同時に、けたたましい鐘の音が街中に響き渡る。部屋の中、いや、地下室のような場所であったとしてもあれなら恐らく聞こえるだろう。

(何だっけ。市庁舎で何かエラソーなことをやるときの合図か)

 そのとき、部屋から扉が開く音が聞こえてきた。マイヨは、いよいよ始まるかなどと思いながら、口角を上げていた。


156:【Pirlo】マイヨ、必ず助けるからアントネッラに「女優になれ」と2025/07/01 10:08

156:【Pirlo】道の先に見えたもの2020/07/20 20:00



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 全国各地の豪雨災害、そして新型コロナウィルスの感染再拡大とまだまだ色々大変な情勢ではございますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。


 今回もお読み下さり、心から感謝いたします。ありがとうございます。

 ブックマークしてもらえたり感想とかいただけるととっても嬉しいです。


 麗しいイラストでDYRAワールドを表現して下さる、みけちくわさんがYouTubeとニコニコ動画でチャンネルを開設をいたしました。

 DYRAイラストのメイキング動画が紹介されておりますので、この機会に是非ご覧いただければと思います! どうぞよろしくお願いいたします。

 っていうか、絶対チャンネル登録してね!


 今回がピルロ再訪編フィナーレの予定でしたが、次回への仕込みがものすごい多いとかありまして、結局分割へ。次回はもう、イベントイベント状態になるな、と。

 なお、作者としては「皆さんは、RAAZとマイヨ、どちらがお好きですか?」なんてたまに聞きたくなります。


 次回の更新ですが──。


 7月27日(月)予定です!

 日程は詳しくはtwitterでお伝えします。よろしくお願いいたします。


 次回も是非、お楽しみに!


 愛と感謝を込めて


 ☆最新話更新は、「pixiv」の方が12時間ばかり、早くなっております☆


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