138:【Marotta】タフそうに見えて、実はマイヨに限界が来ていた
前回までの「DYRA」----------
また新しい面倒が起こるかも知れない。そんなことを思いながら顔なじみになった食堂へ立ち寄ってみると、そこには何と、サルヴァトーレがいるではないか!
「おいマジか」
「えっ」
その部屋は、二~三〇人は入れそうな広さだった。ただ、それまでの空間と違い、木の板床で、天井も特別高いわけではない。壁のうち、一面がすべて窓なのか、そこはすべてモスグリーンのベルベットらしき素材のカーテンで閉じられている。そして、部屋の片隅には簡単な炊事程度ならできる台所がついている。時代が時代なら、広めのワンルームの一室だ。
しかし、タヌとマイヨが驚いたのは、部屋の散らかりっぷりだった。作りかけの洋服を着せたトルソーがいくつも無造作に置かれ、テーブルには作りかけの型紙がそこかしこ乱雑に散らかっている。まさに洋服屋の仕事部屋と呼ぶに相応しい空間だ。
「あの衝立の向こうが応接スペースを兼ねているから、そっちへ。今、お茶入れてくるんで」
部屋の真ん中から四分の一ほどの空間を仕切る衝立を見つけたマイヨは「あれか」と呟くと、タヌと共に、部屋の壁伝いにそちらへ移動した。その間、サルヴァトーレは扉の鍵を内側から施錠すると、台所へ行き、お茶の用意を始める。
タヌとマイヨがたどり着いた衝立の向こう側は、居間のようになっていた。長いソファが向かい合わせに一脚ずつ置いてあり、両方にクッションが、片方には畳まれた毛布が置いてある。応接というより、仕事中に仮眠を取るための空間を彷彿とさせた。
ほどなくして、サルヴァトーレがマグカップに入ったココアと、一本のブランデー、それにグラスを二つ、銀の盆に乗せて持ってきた。
「お待たせ」
サルヴァトーレがタヌにマグカップを渡す。
「疲れたでしょ?」
タヌに声を掛けたサルヴァトーレの手の動きをマイヨは気取られぬよう、じっと見つめていた。
「ありがとうございます。あの、いただきます」
「どうぞ」
タヌはマグカップのココアを飲み始めた。
「本当に、無事で良かったよ。このお兄さんが助けてくれたの?」
「はい」
「そう言えば、さっきバタバタして聞きそびれちゃったけど、シニョーラは?」
「実は、そのこともあってサルヴァトーレさんに……」
言い掛けたタヌの言葉は続かなかった。
「あれ……」
タヌの身体がソファの端の方へと傾いていく。
このとき、マイヨはやはりというか案の定、とでも言いたげな顔でサルヴァトーレを見ているだけだった。
クッションに頭を埋めて、小さな寝息を立て始めたタヌの姿を見たところで、マイヨは毛布を手にすると、サルヴァトーレに突き付けるように渡した。
「……アンタ、ホントに最低最悪の性悪野郎だな。RAAZ」
マイヨから受け取ったサルヴァトーレは、その毛布をタヌの身体に掛けた。
「当たり前だ。ガキを見つからないように保護しろなんて、生体反応を検知されにくくするためにも寝ていてもらった方が何かと都合が良い」
その口振りはまさに、サルヴァトーレではなく、本性を剥き出しにしたRAAZのそれだった。
マイヨは、タヌに一服盛る気だろう、などと心のどこかで思っていた。それにしても、ここまであからさまにやるとは思わず、面喰らう。
「けど、七二時間も眠らせるとなると」
このままコールドスリープの施設にでも放り込むならいざ知らず、通常の睡眠薬を使うならタヌが疲れていることを考慮してもせいぜい半日程度が目安だ。
「心配するな」
サルヴァトーレは席を立つと一番近い壁の前に立ち、その壁を押した。
「おお」
マイヨは、壁だと思っていた場所が実は隠し扉だったとわかると、小さな声を上げた。歴史小説にでも出ているような隠し部屋に入る場面そのままではないか、などと思いながら。
「来い」
言われるがまま、マイヨは隠し扉の向こうの真っ暗な空間へと入った。そのときだった。
真っ暗な空間を二、三歩歩いたところで、マイヨは足下の小さな変化に気づいた。
(あの隠し扉、二重なのか)
最初の扉を潜った後、歩いたとき、明らかにスライド式の扉特有のレールの感触があった。しかも、この時代ではお目に掛かれないはずの、特殊樹脂製の感触だ。
「入れ」
たどり着いた先は、寝室だった。三ないし四人は寝られそうな大きなベッド以外はサイドテーブルとクローゼットがあるくらいで、他に目につくものはない。
「で、ここにタヌ君を寝かせる?」
マイヨの目に映る範囲ではあるが、この部屋は全体的に絶縁素材で覆われている。先ほどの樹脂もそうだが、部屋の壁も良く良く見ると、カーボンか何かのようだ。敷地自体が無線通信や量子通信を遮断しているので、ここに入ってしまえば、検知システムの大半を回避できるだろう。
「……ここに客が来たのは初めてだ」
そう告げた男の、煉瓦色の髪がみるみるうちに銀髪へ、ルビー色の瞳も銀眼へ変わっていく。マイヨは、サルヴァトーレがRAAZへ戻る瞬間を目の当たりにした。
「RAAZ、お前、モーフィングを……」
「ああ。他人を喰ったら、外観の色彩遺伝情報が混じったんで、それを利用したってことにしてくれ」
「ナノマシンリアクター内蔵型のアンタならでは、か」
マイヨの指摘に、RAAZは頷く。
「外部充填をしないと稼働時間にさえ限界がある誰かさんとの、決定的な差だな」
「いつもだったら『ホント、嫌なヤツだよアンタは』って言うところだけど、今回はそうも言っていられない」
「正しい判断だ。言ったらこの場で殺していた」
「だよな。で、タヌ君、ここで休ませるんじゃないの?」
「ガキはあそこで問題ない」
RAAZは一呼吸置いてから、マイヨの方へ一、二歩近づく。
「今はお前に用がある」
「俺、ソッチのシュミはないからな」
マイヨが念押しをするように言い切ると、RAAZは苦笑で応える。
「心配するな。私もそんなシュミはない」
「ホッとしたよ」
「お前がさっき言っていた『長話』を邪魔者なしでするのが一つ。それともう一つ。悪いがお前のナノマシン充填に七二時間も与えることはできない。だからここにした」
「どういうことだ?」
「私がお前とガキを匿うために、三日もDYRAから目を離せるものかと言ったんだ。わからないか?」
自己再生能力、武器顕現を始め、機能のほぼすべてを支えるナノマシン。DYRAやRAAZはリアクターを内蔵しているため通常時であれば問題なくナノマシンを生成できる。だが、マイヨは違う。
「こちらとしてはお前に渡せるのは、一二時間が限界だ」
RAAZが突き付けて来た条件に、マイヨは苦笑しながら切り返す。
「一二時間? それ、今から?」
「いや、最初の打診からだ」
聞いた瞬間、マイヨは頭の中で時間を確認する。料理店で会った時点でスタートなら、事実上、朝までしかないではないか。
「ハードすぎやしない? その条件。俺にもだけど、結果的に回り回って、アンタにもメリットがない」
「あるわけがない。だから、二四ないし、三六時間分は手っ取り早く充填する。残りは、ガキの保護を含めて自衛策を考えろと言っている」
ここまで話すと、RAAZはベッドの下段から、細長いコードの束らしきものを数組取り出すと、ベッドの足下あたりに無造作に置いた。
「え」
マイヨには見覚えがあった。普段、秘密の隠れ家として使っている場所で、オロカーボンの液体の中で充填するときに使っているそれと同じものだ。
「早くしろ」
「は、早くって……」
「さっさと服を脱げ。時間が勿体ない」
言うや否や、RAAZはマイヨの喉輪を掴むと、そのまま一気にベッドに倒した。
「おいっ!」
マイヨが起きようとするより早く、RAAZは馬乗りになると一気にマイヨの上着を留め具部分から両側へ引っ張って力ずくで脱がせた。上半身の肌と、筋肉質ながらも気持ち華奢な体型が露わになる。胸元から腹部まで細く、無駄な脂肪はない。腹筋も綺麗に割れている。ただ、筋肉を過度に太くしていないというべきか。
RAAZはマイヨの上半身を一瞥すると、慣れた手つきでコードの先端をつないでいった。首筋、鎖骨の下や二の腕、胸部、鳩尾のあたりにそれぞれ左右対称に当てていく。
マイヨの上半身にコードを接続し終えたRAAZは、馬乗りになったまま、満足そうな目で見つめる。
「二番目に早いシェア、だな」
言いながら、RAAZは真っ白なシャツを脱いで、床に放った。マイヨは思わず息を呑んだ。
「一人特殊部隊のカラダってのは、もっとゴツいかと思ったけど、違うんだな」
RAAZに対し、筋骨隆々の肉体のイメージを持っていたマイヨは、サッカー選手などの球技アスリートのような体つきを目の当たりにして意外そうな表情を見せた。
「ゴツいだけなのはダメだ。関節が動きやすいのと、しなやかさが必要だ」
答えながらRAAZは自らの鎖骨の下と、左腕の肘下に、マイヨへ接続したコードの反対側の先端を手早く、次々と接続していった。
「聞いていいか?」
「ん?」
「さっきアンタ、二番目に早いシェア、って言ったけど、もうちょっと早くできるマトモな方法はないのか?」
問いかけに対し、RAAZはマイヨをわざとらしい視線で見下ろしながら、胸元から鳩尾のあたりを指先で撫でる。
「お前、やっぱりクィアか何か?」
意味するところを理解したマイヨは猛スピードで何度か首を横に振った。
「だから、そういうのじゃないから。俺は男好きでも、バイセクシュアルでもないって」
「だろ? 悪いが私も嫌だ。DYRA以外はお断りだ」
RAAZは笑いながら告げて撫でるのを止めた。さらに馬乗りも止めると、マイヨの隣に寝転んだ。
「力を抜け」
襲われる心配がなくなったとばかりに、マイヨは深呼吸をしながら少しずつ身体の力を抜いていった。三度ばかり繰り返した後、接続されたコードが光り始めたのがわかる。
「すごいな」
勢い良く、とは言えないまでも、大きな空の瓶に数滴ずつ入るような感じだ。マイヨは内心、二度ほど小さく頷いていた。
「さ、話を始めようか。ISLA」
すぐさまマイヨは苦笑した。
「充填できている安心感で、寝落ちしそうだ」
「ああ? 寝落ちしたら下半身も全部ひん剥くだけだ」
「それはカンベンしてくれ」
マイヨは乾いた笑みを漏らしてから表情を一転させる。
「真面目に」
「ああ。始めろ」
RAAZの顔にちらりと視線をやってから、マイヨは天井を仰ぎ見る。
「結論から。前に俺は言ったよな? アンタに言いたいことや反論はたくさんある、って」
「聞いた」
「あのときは、取り急ぎ伝える分だけしか言えなかった。言葉が足りなかったり、本当に最低限のことしか言えなかったりだった」
二人はそれぞれ、ピルロの外れから入山できる、ネスタ山の中腹で話したときのことを思い出していた。
「それで?」
「情報を共有しておきたい。前にも触れたが、タヌ君のお父さんの件や、俺が意識を戻したときの話とか」
「聞いてやる」
「前にも言ったけど、俺が目を覚ましたのは、一〇年ちょっと前だった。コールドスリープの装置にトラブルがあったのか、タイマーが切れたんだかバッテリーが干上がったのか、それはわからない。けれど、直接のきっかけは、量子通信のノイズだった」
マイヨは当時の様子を思い出すようにゆっくりと語る。
「電気ショックなんてもんじゃない、ものすごい頭痛がした。俺は内側から開くための非常操作のコンソールを見つけて、それを使った」
「開いたんだな?」
「ああ。この時点で、装置トラブルが原因じゃないってことがわかった。たぶん、単純なタイマー切れだったんだろうな」
RAAZはここで疑問を抱く。
「タイマーをセットしていた? どういうことだ? 誰が?」
マイヨは首を横に振った。
「わからない。だからそこはこれ以上、推測で言うわけにもいかないだろ」
「そこは後まわしだ。本題を続けろ」
「量子通信は本来、あの時点では俺とごく一部の存在だけが使えるもの。一方で、量子通信ジャックをしようとしていた政府の連中のこととかも知っていた。だから俺はそれを疑った。……で、的中した」
「前にお前は言っていたな? 『結局、しくじりまくった出来損ないしか作れなくて、それを無理矢理使っている』と」
マイヨは頷いてから小さな息を漏らした。
「言った」
「その理屈で行けばお前は四六時中、悩まされるはずだが?」
「コールドスリープ中は、俺の身体の生命活動が限りなく止まる。それが解けたら当然再開される」
「つまり?」
「俺が起きるなり常時接続での量子通信のシンクが再開した。まぁ、まさか生体端末が使われているとは夢にも思わなかった。けど、おかげで干渉がわかった。自衛策で、俺は常時接続でのシンク自体を止めた」
ここまで聞いたところでRAAZが寝そべったまま、マイヨの方を見る。
「では、どうやって情報を集めたんだ?」
「簡単だ。向こうも一〇〇%自分のものじゃない生体端末を使っているんだ。ついでにジャックする装置のバッテリー都合とかもあるんだろうよ? 結論から言うと、あちらさんも常時接続をしていなかった。俺はそこに目を付けた」
「隙間時間にシンク、か」
「そういうこと」
RAAZの指摘に、マイヨは口角を上げた。
「ジャックしている犯人もさすがにシンクのログは取れない。そう。これは端末を敵に奪われた場合の対策でそういう作りだから」
「お前はできるのか?」
「俺が制御本体だ。この状態でもある程度はできる。だから、自衛策を講じた後、すぐに生体端末を同期して取ったのは、そのログだった」
RAAZは聞きながら、にやりと笑みを浮かべた。
「そしてその後は、そいつらの定時連絡直後でも狙って、これまでのあらましを回収した、か」
「そういうこと。随分時間が掛かったけどね」
マイヨはいたずらっ子のような顔をしてみせた。
「タヌ君のお父さんのことはそれでわかった。もちろん、その時点で『タヌ君のお父さん』とはわからなかったけどさ……」
そこまで言うと、マイヨは天井を見つめ、それからゆっくりと目を閉じる。
「……二〇年以上も前のこと、か」
「すべて知っている、と?」
「いや。生体端末が見たもの、聞いたものだけだ」
「そう、か」
「ああ。まぁ、今日タヌ君と一緒に錬金協会の副会長とかいうジイサンにカマかけたけど、ようやく俺の手持ちの情報と突き合わせて、色々見えてきたところだ」
「何のことだ?」
RAAZが上半身を起こして、マイヨを見下ろす。
「ハッキリ言う。タヌ君のお父さんは好奇心から『文明の遺産』に触ったんだ」
「無知な愚民が余計なことをした、か」
「恐らく、話の流れから察するに、ハーランを叩き起こし、生体端末も起動したんだろうな」
マイヨの言葉を聞いた瞬間、RAAZは血相を変えた。
「何だと? どうしてそういう話の流れになる?」
「あのジイサンの話だとそうなる」
「あのジジイがガキの父親とつるんでいた時期があったことは知っている!」
「事はそんな生やさしい話じゃない!」
マイヨも上半身を起こすと、RAAZの方を向いて、睨むように見つめる。
「だいたいアンタ、黒幕を俺だと思っていたんだろ! つまりアンタが手にしていた情報は、半分はガセか読み違えていたってことだ!」
「私が読み違えていたり、認識に齟齬があったりしたことは認めている! だが……!」
RAAZはマイヨの首を掴んで押し倒すと、再度、馬乗りになった。そのまま両手で首を掴むと僅かだが力を込める。
「ハーランの件がなければ、ミレディアの仇で、お前を殺しているところだっ!!」
マイヨは、RAAZの叫びにも似た声を聞いて、自分の首を絞めている両手の手首を触れる程度に優しく掴むと、憐れむような視線で見つめる。
「俺、前に言ったよな? 『本当のことを全部知って、それでなお俺を殺すって言うなら止めない』って」
マイヨの視線に、RAAZは自身の中で怒りにも似た感情が凄まじい勢いでこみ上がってくるのを感じるが、マイヨの首を掴む力をこれ以上入れまいと理性で抑える。
「アンタが心の底からドクター・ミレディアを愛しているのはわかるさ。彼女もそうだったしね。俺にとってあの人は恩人で、人並み程度の恋心は持ったりもしたけどね。でも、あの人の明るさに励まされたって方が大きい。おかげで辛い治療も耐えられたし、感謝している」
そこまで告げると、殺したいなら殺して良いとばかりに、マイヨは全身から力を抜いていく。
「本当のことを知らず、恨む相手を間違えて生きるのは、精神衛生上オススメしないけど、アンタがそれを望むなら、それを『止めろ』と指図する権利は、俺にはない」
マイヨは、RAAZの両手首から自らの手も離した。
「けど、俺の身の潔白は、残念だけど、然るべき条件が揃わない限り、証明しようがない」
「然るべき、条件、だと?」
マイヨは静かに頷く。
「ああ。俺の無実を証明できるのは……ドクター・ミレディアの遺産だけだ。そう、あの日の『記憶』という名の『記録』だけだ」
RAAZは、マイヨが言わんとすることを理解した。
(『トリプレッテ』か)
マイヨの首を絞めるRAAZの手から、力が抜けていく。
「なぁ、RAAZ」
「ん?」
「そう言えばさ、結婚したのってドクター・ミレディアと知り合って、何年だったんだ?」
RAAZはゆっくりと、丁寧に自身の記憶の糸をたどった。
「一年と七か月くらいか?」
「そっか」
「それがどうした?」
そのとき、どうしてなのか、マイヨの脳裏をドクター・ミレディアとの思い出ではなく、ネスタ山でRAAZを救おうとしたDYRAの姿が掠めた。
(そういうことか)
マイヨの中で一瞬、DYRAとRAAZの関係性が垣間見えた気がした。しかし、確証がなかったのでそれを口にするのをマイヨは避けた。
「RAAZ。すまない。最後は余計なことを聞いた」
マイヨが言ったときだった。
「ISLA。お前が本当に『無実を証明できる』なら、私はお前にその機会を与えてもいい」
RAAZはそう告げると、マイヨに重なるように倒れた。
「お、おいっ……!」
上半身の肌が直接触れたときだった。
「あっ……」
赤い花びらが、二人の男の周囲にひらり、ひらりと舞い上がり始めた。
(もしかしてこれが、一番早いシェア、か……)
少し前までと違い、マイヨは自らの中に力が漲っていく感覚に包まれていた。
138:【Marotta】タフそうに見えて、実はマイヨに限界が来ていた2025/06/23 00:16
138:【Marotta】災厄、再び(1)2020/02/13 20:00
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三寒四温なのか、単に異常気象なだけなのか。またしても東京は恐ろしく暖かい午後だった今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回もお読み下さり、心から感謝いたします。ありがとうございます。
ブックマークしてもらえたり感想とかいただけるととっても嬉しいです。
先日9日のコミティアはありがとうございました。色々な出会いがあったりして、目新しい1日となりました。
物語はというと。
BLみたいな前回から一転、ちゃんと通常運転に戻っております。RAAZ×マイヨってお笑い組み合わせでしかないなと改めて思う作者です。
次回の更新ですが──。
コミケ準備に入るため、3月12日(木)予定です!
日程は詳しくはtwitterでお伝えします。よろしくお願いいたします。
次回も是非、お楽しみに!
愛と感謝を込めて
☆最新話更新は、「pixiv」の方が12時間ばかり、早くなっております☆